首のコリ解消!首のコリで身体の異変発見!(あるある)

首のコリ解消!首のコリで身体の異変発見!首のコリは疲労物質が首の筋肉内に蓄積し首のコリとなって現れます。首は脳に血液を送る血管や神経などがある重要な場所。首のコリは身体の異変を知らせるサインでもあります

首は頭と体を繋ぐ重要な場所です。
首には重たい頭を支えるため多くの筋肉があり、その筋肉にサポートされる形で頭を支えています。
また頭を支えている頚椎には、ゆるやかなカーブが見られ、頭に伝わる衝撃をやわらげるクッションの役割を果たしています。

■首のコリチェック
空のペットボトル(500ml)を用意します
首を真直ぐにしてペットボトルの底を額にあてます
肩を動かさずそのままゆっくり首を後ろに倒します
決して無理をせず、痛みを感じる手前で止め、ボトルから手を離します
手を離したときに額からペットボトルが落ちてしまったら首のコリがある可能性が!
首が基準値の50度まで曲ればペットボトルは落ちません

■首のコリについて
首に何らかの負荷がかかると疲労物質が首の筋肉内に蓄積します。
それによって首周辺の筋肉が硬くなり、首のコリとなって現れます。
しかし首のコリの原因は筋肉や神経の問題だけではなく、重大な病気で起こる場合もあります。
首は脳に血液を送る血管や神経などがある重要な場所です。
首のコリは身体の異変を知らせるサインでもあります。

■首はうつむくと真直ぐな状態よりも3倍負担がかかる
本来首はには頭の重さの分だけ負荷がかかっています。
しかし、うつむく姿勢は垂れ下がった頭を支えるため、通常の3倍もの力を必要とします。
そうなると首の筋肉には大きな負担がかかります。
その結果、首周辺の筋肉が緊張して血流が低下し、疲労物質が蓄積され、首のコリが発生してしまいます。
この無理な状態が長く続けば、首周辺の筋肉はそのままコリ固まってしまい骨にまで悪影響が及ぼし、頚椎が真直ぐになってしまう“ストレートネック”と呼ばれる事態を引き起こします。

■首のコリ解消の秘策“アイソメトリックス”について
アイソメトリックスとは、大きな動きではなく、静止した状態で行う筋力トレーニングです。
このアイソメトリックスには2つの効果があります。

●首のコリの解消
筋肉がしっかり収縮し、疲労物質を押し出すことが出来るため効率良く首のコリを解消できます。

●ストレートネックの改善
しなやかな筋肉が作られ首の骨のカーブを取り戻すことが出来、ストレートネックが解消されます。

■首のコリ解消法“アイソメトリックス”
1:首を前後左右にゆっくり倒します(一方向3秒ずつ)
筋肉を使う前のストレッチです

2:両手を頭の後ろで組み、手で頭を前方に押しながら、それに逆らうように首に力を入れます
首の筋肉が使われていることを意識して行うのがポイントです

3:額を手で押さえながら、それに逆らうように頭を前に押し出します(6秒)

4:同様に左右でも行います(それぞれ6秒間ずつ)

5:終わったら再び前後左右にゆっくり首を倒しストレッチを行います

この一連の動作を1日3セット行います。
首のコリの痛みをやわらげ、しかも毎日続ければストレートネックの解消にもなります。

■首のコリが脳からの影響で起こっているかどうかのチェック法
紙とペンと定規を用意します。
まず10cm間隔で2本の縦線を引きます
この2本の縦線を繋ぐように水平に横線を引きます
このとき横線が短かすぎたり長すぎたりしないようにぴったり線を引きます
今度は同じ横線を、目を閉じた状態で引きます
先程の距離間隔を思い出しながらゆっくり引きます
線が1cm以上はみ出したり短かい場合は、首のコリが脳からきている可能性があります

■首のコリが“脳硬塞”の危険なシグナルとして現れる
椎骨動脈(ついこつどうみゃく)は頚椎の中を通り脳に血液を送る重要な血管です。
しかしコレステロール過多の食生活などで、この血管内がドロドロ血の状態になっていると首の筋肉への血流が低下します。
その結果、ほんらい流されるはずの疲労物質が溜まり、首のコリが発生してしまいます。
特に普段うつむきがちな生活をしていないにもかかわらず、首のコリを感じる人は要注意です。
椎骨動脈の血流が低下している可能性があります。
その状態を放っておくと、椎骨動脈が詰まり脳細胞の死滅を招く脳硬塞が発生する危険性が高まります。

■脳硬塞の首のコリ シグナル1:目元の震えが多くなった
血流低下を起こした椎骨動脈は、脳の近辺で大きく変形してしまいます。
すると歪んだこの血管が顔面神経を圧迫して、目元をスムーズに動かすための信号を乱してしまいます。
それによって目元の震えが起こります。

■脳硬塞の首のコリ シグナル2:何もない所でつまずきやすくなった
椎骨動脈が主に血液を送る先は、脳の中でも小脳と呼ばれる部分。
小脳には身体を動かしたときに距離や方向を判断する働きがあります。
そんな小脳への血流が低下すると、動かした足の正確な距離や方向が判断できず、つまずきやすくなります。

■首のコリが“心筋梗塞などの心疾患”の関連痛として現れる
狭心症や心筋梗塞といった心疾患が起こると首のコリが発生する場合があります。
心臓はダメージがあっても臓器自体にはなかなか痛みが現れません。
そのため、お腹など別の箇所に関連痛として痛みを発します。
実は首にも同じように関連痛が発生します。
心臓に何らかのダメージがあった場合、その痛みは脊髄を介して脳へと伝えられます。
しかし心臓と首の筋肉の神経は同じ脊髄を通るため、脳が心臓の痛みを首の痛みと勘違いして首のコリが起こります。

■心疾患の首のコリ シグナル1:運動時に首のコリが強くなる
運動時には心拍数が増加しますが、このとき心臓に何らかのダメージがあった場合、それが負担となり痛みが増加します。
この痛みが首のコリを強めています。

■心疾患の首のコリ シグナル2:入浴時に首のコリが強くなる
これも運動時と同じく心拍数の増加により起こります

■首のコリを解消する血液サラサラ食材
・納豆:血栓を溶かすナットウキナーぜを含む
・青魚:血栓を予防するEPAを多く含む
・タマネギ:硫化プロピルを豊富に含む
・黒酢:酢酸を豊富に含む
・リンゴ:リンゴペクチンを豊富に含む
・グァバ:リコピンを豊富に含む

■グァバの“リコピン(抗酸化物質)”で動脈硬化予防
グァバにはトマトの以上のリコピンが含まれています。
動脈硬化の原因の一つは、酸化した悪玉コレステロール(LDL)が血管壁に沈着してしまうことです。
リコピンには悪玉コレステロールが血中で酸化し血管壁に沈着することを防ぐ働きがあり、動脈硬化の予防効果もあります。
グァバには首のコリを解消する働きもあります。

■アジの“カルシウムとタウリン”で心臓を強くする
アジに豊富に含まれている“カルシウムとタウリン”は心臓の収縮には欠かせない成分。
アジにはこの成分がバランス良く含まれています。
心臓は筋肉から“カルシウム”が出入りすることで鼓動しています。
そしてその量をコントロールしているのが“タウリン”です。
つまりこの2つの栄養成分は、心臓が正常に働くのを支えています。
カルシウムとタウリンは加熱に強いので煮ても焼いても無駄なく摂取出来ます。
心筋梗塞などの心疾患の関連痛として現れる首のコリ解消効果もあります。
●1日の所要量 カルシウム:600mg タウリン:100mg