口臭予防!唾液分泌方法・口内環境改善!

口臭予防!唾液分泌方法・口内環境改善!口臭予防には、起床直後に歯磨きを行う、咀嚼回数(そしゃくかいすう)を多くし唾液の分泌を促す、唾液分泌を促す体操を行う、歯周病や虫歯・内臓疾患といった病気治療を行う

■口臭について
口臭には病的口臭と生理的口臭があります。
病的口臭は、歯周病や虫歯・内臓疾患といった病気の症状として現れる口臭で、常に臭いを発しているのが特徴です。
生理的口臭は、健康な人にも体調・生活習慣病等の生理的原因により一時的に発する口臭です。
生理的口臭は乾燥が深く関係しています。

■口腔内の環境が一時的に悪化したときに口臭が発生する
口の中は様々な働きをする細菌が数十億ほど存在し、口内の環境を整えてくれています。
しかし、そのバランスが崩れ一部の細菌が活性化すると揮発性硫黄化合物と呼ばれる臭い物質、つまり口臭が発生します。

■口臭の発生と女性ホルモンには相関関係がある
排卵期や生理の時は、口腔内(こうくうない)の状態が変わりやすくなります。
またストレスも影響します。

■オナラを我慢すると口臭の原因になる?
腸内のガスの15%は血液で吸収されます。
そのため、肺まで来て呼吸するたびに吐き出されるそうです。
ただし実際に口臭としてまで反映されることはほとんどないそうです。

■口臭が起こりやすい時間帯
どんな人でも1日のある時間帯になると口臭が起こりやすくなります。
口臭は起きてすぐの時間帯が最も多く、次いで空腹時、疲れが溜まる時間帯に多く発生します。
睡眠中唾液の分泌が少なくなってしまうため、口の中が乾燥し誰でも口内環境が悪化してしまいます。

■唾液(だえき)が口臭予防には大切!!
唾液(だえき)は食べた物の消化を助けるだけではなく、口の中の洗浄、殺菌、ペーハーの調整など口内環境を一定に保つ重要な働きがあります。

■口臭予防の歯磨きは起床直後に行うと良い
起きてすぐの口腔内環境(こうくうないかんきょう)は最悪の状態です。
起床直後の唾液に含まれる細菌数は1cc当たり1億〜100億と言われています。
そのため起きてすぐ歯を磨くことは口臭予防には重要になります。

■咀嚼回数(そしゃくかいすう)が少ないことも口臭の原因に!!
柔らかい物をよく食べたり、早食いしたりすると咀嚼回数(そしゃくかいすう)が少なくなり口臭に影響してきます。
咀嚼(そしゃく)と唾液分泌には大きな関係があります。
そのため良く噛み唾液を出すことが口臭予防の第一歩になります。
あまり噛まないと食べ物が舌の上に残ってしまいます。
良く噛むと舌が良く動き唾液の分泌が促進され口内の洗浄力がアップします。
食後に一番口内環境が変わります。
つまり良く噛んで食べることが口臭予防に効果的な方法になります。

■舌磨きは口臭の原因になってしまう可能性がある
舌には舌乳頭(ぜつにゅうとう)というものが表面にあります。
舌乳頭(ぜつにゅうとう)は唾液を溜めて口腔内(こうくうない)の乾燥を防いでいます。
しかし舌を磨くとそれがちぎれてしまい、口腔内(こうくうない)の乾燥の原因になったりします。
舌の表面は胃や腸などと同じ繊細な粘膜です。
歯ブラシなど固い物で磨き傷つけてしまうと口臭を増やす危険性があります。

舌乳頭(ぜつにゅうとう)は元々乳白色なので、舌がうっすら白いのは健康な証拠になります。
しかし体調が悪かったり唾液の分泌が減って食べカスなどが流れずに積もると、舌全体が真っ白になり口臭の原因になります。
そのため専用のもの意外での舌の洗浄は口臭の原因になる恐れがあります。

■唾液分泌を促す口体操
思いきり口をすぼめます
そのまま舌を細かく動かします(ラララと言う感じに)
(口をすぼめることで年齢とともに衰える口輪筋を刺激)

口を横に広げ、舌を細かく動かします(ラララと言う感じに)
(口を横に広げ舌を細かく動かすことで唾液線を刺激)

目安は20秒ずつ
できれば水を少し含んで行うとされに効果的

■早口言葉(はやくちことば)で口臭予防
舌の動きと唾液の分泌は密接に関係しています。
そのため舌を細かく動かす早口言葉(はやくちことば)は唾液分泌を促進するのに効果的です。