脳をだまして健康アップ!冷え性・高血圧・ぎっくり腰・肩こり・ケガを予防改善!

脳をだまして健康アップ!冷え性改善は風呂上がりに氷を口に含む。香りを強めて減塩・高血圧予防。笑顔を作って家事や仕事の効率をアップ。オランウータンの動きでぎっくり腰予防。ネコの動きでケガを予防。ワシの動きで肩こり予防する

■脳をだますとは
人間が手を動かしたり脚を動かしたりするのは脳が命令を出しています。
そうではなくイメージや行動によって脳を錯覚させること。
それが脳をだますということになります。
日常生活で上手く脳をだませれば、信じられない程の能力を発揮できる可能性があります。

■冷え性を改善する脳のだまし方
●風呂上がりに氷を口に含む

通常お風呂から上がると、5分前後で身体は冷え始めます。
ところがお風呂から上がる直前に氷を口に含むと、20〜30分は保温効果があります。
私達の身体は、冷たいという情報が脳に入ると身体を温めるという保温効果の作用があります。
身体を温めるのを、できるだけ長く続かせようということで脳をだますということになります。

■高血圧を予防する脳のだまし方
●香りを強めて減塩・高血圧予防

私達がふつう食べ物を食べて味を感じる感覚は、実は味覚ではなく、ほとんどが香りです。
そのため香りを強めたり、香りを足したりすることで塩分を強く感じさせることができれば、自然に減塩につながります。
香りを応用して脳をだますことで高血圧予防につながります。
また温度が高い程、湿度が高い程、匂いを感じやすくなります。
つまり塩分を減らすには、温かい料理で脳をだますことが効果的です。

●お味噌汁をフタ付きのお椀で出す(高血圧予防テクニック)
フタをしておけば保温性も高く、開けたときに香りが強くなるので味を強く感じる可能性が高くなります。

●かつお節や粉末昆布を使う(高血圧予防テクニック)
昆布やかつお出汁を使う料理には、かつお節や粉末昆布を振り掛けるだけで薄味でもおいしく感じることができます。

■家事や仕事の効率をアップさせる脳のだまし方
笑顔を作ってみると家事や勉強を楽しくできることができます。
笑顔だと勝手にポジティブな感情に持っていくことが可能です。
楽しいという状態は、脳内のドーパミン(快楽物質)が分泌されます。
無理に笑顔を作っても脳内にドーパミン(快楽物質)が分泌されるので、実際やっていることがつまらないと感じる事でも、脳の中でだまされて楽しいという感情になってしまうそうです。

■ぎっくり腰を予防する脳のだまし方
●オランウータンの動きをする

オランウータンの身体の動きをし始めると脳と身体がその動きのための準備をするので、重い物を持ったりするときのぎっくり腰防止に役立ちます。
人間は身体を動かすとき運動前野という場所から命令が出ているので、運動前野を刺激することによってすぐ対応できるように身体を変化させることができます。
●オランウータンの動き方
足を肩幅に広げます
ジャンプして胸を張ります
ヒザを左右交互に内側に入れます
腕の力を抜いて軽くゆらします
これを重い物を持つ前に2〜3分行います。
これにより重たい物を持つときの身体の動きが脳でイメージされ、実際に重い物を持つときの身体の負担が軽減し、ぎっくり腰を予防につながります。
さらに、このオランウータンの動きは背筋力もアップさせるという効果もあります。

■ケガを予防するネコの動き
四つんばいになる
肩甲骨と尻を上げ上体を反る
足から先に動かして前に進む
腕は自然に前に出すよう意識する
これを朝起きたときに2〜3分行います。
この動きにより太ももを上げて歩くというイメージが脳に伝わり普段より足が上がるので、ちょっとした段差や階段でつまずくことが予防できます。

■肩こりを予防するワシの動き
胸を張って腕を上げます
息を吐きながら腕を前に出します
息を吸いながら腕を戻します
手の平は、後ろのときは上向きで、前のときは外向きひねります
これを長時間座る前に1分間行います。
この運動によって肩の血流を良くしようと脳が指令を出し、結果肩こりの予防につながります。