手のふるえ!本態性振戦、パーキンソン病!知ってお得な健康情報!
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手のふるえ!本態性振戦、パーキンソン病、病的ふるえ!人間が寒い時にふるえるのは、体温を下げないように無意識のうちに筋肉を動かし熱を作り出すためです。ふるえの症状に悩んだら神経内科を受診しましょう。

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手のふるえ!本態性振戦、パーキンソン病、病的ふるえ!
■ふるえ(振戦)
そもそも人間は手に限らず身体のあらゆる部分を動かす際、その周辺の筋肉を収縮させています。
ところが手を一定の位置に留めていると、色々な筋肉が力を出し合い拮抗します。
これは言わば筋肉同士が綱引きをしているような状態です。
そのため目に見えないレベルの細かなふるえが起きます。
寒さなどのふるえは、この元々のふるえが様々な条件下で大きくなったものです。
寒い時のふるえは手足や顔など様々な場所がふるえますが、細かい作業をするときには手元がふるえます。
ふるえには身体のあらゆる機能との深い関係があります。
ふるえの症状に悩んだら神経内科を受診しましょう。

■お知らせの ふるえ
周りの温度が急激に下がると、脳が身体に体温保持の準備をさせようと短いふるえを起こして知らせるそうです。
お知らせのふるえを理解するうえで身近な例がトイレでのふるえです。
急に室温が低いトイレに入ることと、温かい尿を排出することで身体の熱が低下します。
それによりふるえが起こるとも言われています。

■寒さと血管
実は人間は寒い場所に行くと、外気の影響を受けやすい皮膚近くの血管を閉じて熱を外に逃さないようにします。
寒いと肌が青白くなるのは、表面の血管に血が流れていないためです。
また鳥肌が立つのは、毛を逆立てて空気の層を作ることで熱を逃さないようにしていた頃の名残りだそうです。

■寒さとふるえ
人間が寒い時にふるえるのは、体温を下げないように無意識のうちに筋肉を動かし熱を作り出すためです。
脳には外気温や体温を察知するセンサーがあり、温度が下がると自動的にふるえが起こります。
筋肉や脂肪が多い人の方が外に熱が逃げにくいため、ふるえにくいそうです。
ふるえは体格による違いが影響します。

■感情とふるえ
普段やリ慣れていない手先を使った繊細な作業をすると、神経回路に微妙な誤作動が発生し手のふるえが発生します。
人間の脳は腕や足の筋肉を100%精巧に使いこなせていません。

■アドレナリンとふるえ
アドレナリンは脳が感情の高まりを感じると分泌されます。
脳の視床下部にストレスなどの刺激が入るとアドレナリンが交感神経を通して副腎から分泌されます。
すると心拍数が上昇するなど、自律神経が身体の働きを上手くコントロール出来なくなってしまいます。 アドレナリンはイライラの他にも、緊張、怒り、不安、恐怖、感動した時などにも分泌されます。
感情が高ぶるシチュエーションでふるえが顕著にあらわれるのはこのためです。
そんな感情のふるえの最大の特徴は、意識をした所がふるえてしまうことです。

■ふるえ・振戦(しんせん)専門の名医(2010年12月時点)
東京医科歯科大学 医学部附属病院 神経内科
水澤英洋(みずさわ)先生

■本態性振戦(ほんたいせいしんせん)による病的なふるえ
ふるえ(振戦)という症状が日常的に起こるだけで、他にはほとんど異常がない病です。
本態性とは原因不明という意味になります。
発症する詳しい理由は分かっていませんが、脳から末端への神経回路に何らかの異常が起きていると考えられています。
ふるえ以外の症状はないものの、普段の作業をしようとするとふるえ等、日常に様々な支障をきたすのが特徴です。
日本人のおよそ30万人がこの症状に悩んでいると言われています。

■パーキンソン病による病的なふるえ
パーキンソン病は、ふるえ(振戦)の他に筋肉が硬くなる、身体が動かしにくいなどの特徴があります。
パーキンソン病は脳の黒質という部分に異常が起こる病気で、初期症状としてふるえが出ます。
本態性振戦(ほんたいせいしんせん)とは対照的に何もしていない安静時にふるえ出すのが特徴です。
そのため本人も誰かに指摘されるまで気付かないことが多いそうです。
進行すると全身の筋肉が硬直し足がうまく動かなくなるなど、様々な動作が緩慢になります。
そして最終的には寝たきりになる恐れもあります。

■病的ふるえの見分け方
本態性振戦(ほんたいせいしんせん)は、物を持つなど動作をしようとしたときに速く細かなふるえが起きます。
パーキンソン病は、リラックスしたときに、やや遅く、大きなふるえが起こるという特徴があります。

■病的ふるえの治療法
薬物療法で症状を抑えます。
薬物療法で十分良く治らない時は、脳の深部に電気刺激を与えてふるえを抑える手術を行います。

■ふるえの症状が出る病気
・脳卒中
・バセドウ病(ホルモンなどのバランスが崩れ自律神経に影響が出る)
・小脳硬塞
・アルコール依存症など


■手の震え!本態性振戦・脳硬塞・パーキンソン病!



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