免疫力アップ法!ヨーグルトの乳酸菌、キノコのβグルカン、インターバル速歩、免疫力アップジュース

ヨーグルトの乳酸菌には免疫細菌が集まる腸内環境を整えて免疫力アップ効果があります。
キノコのβグルカンにはNK細胞のような免疫細胞に刺激を与えて活性化させる効果があります。
インターバル速歩で下半身の筋力がアップするとNK細胞が活性化し免疫力アップにつながります。
質の良い睡眠はNK細胞などの免疫細胞を増やす効果があります。
美味しい免疫力アップジュースをご紹介します。

■免疫細胞の活性率を高め免疫力アップ
免疫細胞には、T細胞、B細胞、好中球、NK細胞、マクロファージなどがあります。
なかでもNK細胞はナチュラルキラー細胞と呼ばれ、体内に侵入した細菌やウイルスをいち早く見つけ出し倒す働きがあります。
免疫力をアップさせ病気にかかりにくくなるには、免疫細胞の活性率を高める必要があります。

■ヨーグルトの乳酸菌で免疫力アップ
ヨーグルトの中に含まれる乳酸菌が、免疫細菌が集まる腸内環境のバランスを整えて免疫力をアップさせる効果があります。
そのためNK細胞も活性化し免疫力もアップします。
ヨーグルトは1日1カップほどの量を朝食で摂ると良いそうです。
昼食や夕食で摂取する栄養が乳酸菌のエサとなりNK細胞がより活性化します。

■キノコのβグルカンで免疫力アップ
βグルカンとはキノコに含まれる炭水化物の一種をいいます。
βグルカンにはNK細胞のような免疫細胞に刺激を与えて活性化させる効果があります。
ただしキノコβグルカンのは熱に弱いため、加熱し過ぎないことが大切になります。
キノコを調理するときはサッと炒めたソテー、煮汁ごと食べられる味噌汁などの料理で摂取した方が良いそうです。

■インターバル速歩で免疫力アップ
インターバル速歩とは、早歩きとゆっくり歩きを交互に行う運動法をいいます。
インターバル速歩を行うと下半身の筋力がアップし、その結果免疫力がアップします。
NK細胞は温度が高いほど活性化するため、筋肉量が増えて体の熱量が上がることで免疫力アップにつながります。
インターバル速歩以外にも、息が上がるようなややきつい運動を15分行うことで筋肉量を増やすことが免疫力アップにつながります。

●インターバル速歩のやり方
インターバル速歩は早歩きとゆっくり歩きを交互に3分間行っていく運動法です。
早歩きは息がはずむ程度の速度でやや大股で歩きます。
ゆっくり歩きは散歩をするくらいの速度で、ストレッチをしながら歩くのもよいです。
早歩き3分とゆっくり歩き3分を5セット行うとよいです。
インターバル速歩を行った後30分以内に、牛乳のようなアミノ酸を含んだものを飲むとより筋肉量アップ効果が期待できます。

■質の良い睡眠で免疫力アップ
NK細胞などの免疫細胞は、副交感神経が優位になる睡眠時に多く作られます。
睡眠前に入浴して体温を少し上げておくと、質の良い睡眠につながります。
湯船の温度は平熱+4℃くらいで、10分ほど入るのがおすすめです

■免疫力アップ食事療法
・塩分の摂取を1日5g以下にする
・野菜や果物を1日750以上摂る

塩分を排出するカリウムや抗酸化作用のあるポリフェノールなどをジュースにして飲むと効率よく摂取できます。

●デザイナーフーズピラミッド
ニンニク、キャベツ、甘草、大豆、ショウガ、ニンジン、セロリ、白ニンジン(パースニップ)

タマネギ、茶、ターメリック、玄米、全粒小麦、亜麻、かんきつ類(オレンジ、レモン、グレープフルーツ) ナス科(トマト、ナス、ピーマン) アブラナ科(ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツ)

メロン、バジル、タラゴン、エンバク、ハッカ、オレガノ、キュウリ、タイム、アサツキ、ローズマリー、ジャガイモ、大麦、ベリー

■免疫力アップジュース(2人分)
キャベツ:葉4枚
ニンジン:1本
レモン:1個
ハチミツ:適量

レモンには抗酸化作用が強いビタミンCが豊富に含まれています。
ニンジンにはNK細胞が集まる腸の粘膜を強くするカロテンが豊富に含まれています。
キャベツには抗がん作用のあるイソチオシアネートとビタミンCが豊富に含まれています。