●目のかすみの危険な症状
・まぶしくないのにまぶしく感じて目が見えにくくなる目のかすみ
・光がにじんで見える目のかすみ
●白内障（はくないしょう）による目のかすみ
白内障（はくないしょう）とは、加齢などが原因で眼球にある水晶体が濁ってしまう病気です。
私達は透明な水晶体を通して、外から入ってくる光を網膜の一点に集めて物を見ています。
しかし白内障で水晶体が濁ってしまうと、外から入った光が眼球内で乱反射を起こしてしまいます。
すると乱反射によって網膜の一点に光が集まらず散乱してしまいます。
本来なら光があたらない網膜にも光があたってしまうため、まぶしくない場所でもまぶしく感じてしまいます。
また外から入る光が弱くても同じように光が散乱し、まぶしく感じなくてもにじんだように見えてしまいます。
白内障の進行は、緑内障（りょくないしょう）の原因になることもあります。
白内障を放置すると緑内障を併発する危険があります。
最悪の場合、失明する危険もあります。
そのため白内障は早期発見し、早期治療が大切になります。
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