夫婦間ストレス解消方法!男女の脳・記憶力の違い!

夫婦間ストレス解消方法!男女の脳・記憶力の違い!男性が女性に合わせる、女性側が男性を自分のやり方に引込む。妻が夫に結論から先に言う。夫婦間ストレスを軽減するためにも改めて夫婦の愛を確かめることも大切

出産という大切な役割を持つ女性と男性とでは、身体やそれを司る脳の機能も違います。
そのため男女の考え方や行動の違いがストレスを生みやすくしています。
ストレスのかかった身体は、常に緊張状態になります。
すると自律神経を司る脳の視床下部がダメージを受けコントロールを失い、心身のバランスが崩れ身体の各気管に支障をきたしてしまいます。
ストレスは万病の元です。
男女の違いは千差万別です。
男女の違いを知ることで夫婦間ストレスを少しでも軽減するように心掛けることが大切になります。

■男女の脳の違い
脳の脳梁(のうりょう)という所が女性の方が太い。
脳梁(のうりょう)とは右脳と左脳をつなげる神経繊維の束で、情報伝達をする部分です。
太ければ太いほど情報伝達がスムーズに流れます。
そのため脳梁(のうりょう)が太い女性は、左右の脳の連動が高く思考が多角的です。
一方男性は一つの事に集中し直線的な思考になってしまいます。
つまり男性は、妻が病気という原因に対しすぐさま結果を導き、その結果を求めがちになります。
また男性の脳は会話に結論を求める解決脳で、女性の脳は同意を求める共感脳と言われています。
女性は相手が自分と同じ気持ちになってくれることを望みます。
もし具合が悪いときは、第一に身体を気遣う言葉をかけると良いそうです。

■女性が出発する前にバタバタするのは?
女性が出発する前にバタバタするのは、帰宅後も考えて行動してしまうため。
これは女性ゆえの特徴なので、出かける前はイライラせず、妻の準備をゆっくり待った方が良いそうです。

■男女の記憶力の違い
女性が過去を蒸し返して怒ったりするのは男女の記憶力の差が原因。
感情に伴う記憶が頭に残るメカニズムは男女で違います。
女性は感情に関する記憶を長期間保存される側頭葉(そくとうよう)で処理し、一方男性は短期間しか保存されない扁桃体(へんとうたい)で行うとされています。
女性が過去の怒りをいつまでも覚えているのはこのためです。

■女性のホルモンバランス
女性の場合は生周期というものがあり、ホルモンのバランスがとても不安定です。
そのため精神状態も不安定になり突然怒り出すなど、夫には理解できない行動をとることがあります。
相手が自分と同じように物事を見て、感じて、行動するものと期待してしまうため、そこで不満感や失望感を生み、すれ違いが起き、ストレスになってしまいます。
女性は一つのことを否定されると、全人格を否定されたような気持ちになってしまいがちです。

■主人在宅ストレス症候群
主人在宅ストレス症候群とは、定年後の夫婦に多く、夫が家にいることで妻が束縛感を感じ身体に不調をきたす病です。

■帰宅拒否症候群
帰宅拒否症候群とは、40〜50代の働き盛りの夫がストレスを感じ家に帰れなくなる鬱(うつ)状態のことです。

■夫婦間ストレス解消方法1
男性が女性に合わせるというのも一つの方法であり、女性側がどう男性を自分のやり方に引込んでいくかというのも一つの方法になります。

■夫婦間ストレス解消方法2:男女のコミュニケーション
妻は先に何について話したいか、まず結論から先に言うと男性も聴く体勢になりやすくなるそうです。

■夫婦間ストレス解消方法3:想いを口に出してみる
脳や身体が異なる男女にとって、想いを口に出して伝えるという行為はとても大事なことで、夫婦間ストレスを軽減するためにも改めて夫婦の愛を確かめることも大切だそうです。


頭のいい夫婦気くばりのすすめ


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ちょっと気づくだけで二人の世界はみるみる変わる。幸せ夫婦の法則―気くばり5つのポイント。1 夫婦なのに愛せない理由、愛されない理由(夫婦関係うまくいってますか/既婚女性の二人に一人は離婚を考えたことが ほか)/2 夫婦愛をはぐくむ気くばりのすすめ(どんな夫婦になりたいですか/結婚は愛をはぐくむスタートライン ほか)/3 夫婦関係には子育てへの気くばりも大事(どんな言葉かけをしていますか?/子どもは親の姿、夫婦の姿の写し鏡 ほか)/4 夫婦愛の成熟には親への気くばりも必要(あなたの嫁姑関係をチェック/親との同居はたいへん? ほか)/5 人生を豊かにする気くばりも大切(ときには自分を振り返ってみよう!/心の豊かさを求める時代に入った ほか)