健康診断(けんこうしんだん)!

健康診断(けんこうしんだん)血中脂質検査、血糖検査、肝機能検査、腎機能検査。健康状態を知り、生活習慣病の有無を知る。健康診断の目的はまず一次予防です。

健康診断の目的はまず一次予防。
その一次予防で今の健康状態を知り、生活習慣病の有無を知ること。
平成20年度より40歳以上の被保険者の健康受診の義務化を発表されています。

■血中脂質検査
血中脂質検査は生活習慣病につながる血液中の脂肪量を見る検査です
・総コレステロール:150〜219 mg/dl(基準値)
・HDLコレステロール:男性 40〜86 mg/dl(基準値)
           女性 40〜96 mg/dl(基準値)
・LDLコレステロール:70〜139 mg/dl(基準値)
・中性脂肪:50〜149mg/dl(基準値)

HDLコレステロールは善玉と呼ばれ余ったコレステロールを回収。
LDLコレステロールは悪玉と呼ばれ、血中にコレステロールをばらまきます。
LDLコレステロールが高くなると動脈硬化になる危険性が高まります。
コレステロールは高いことだけ気にしがちですが、細胞や血管の材料になるため低すぎても血管がもろくなってしまいます。

■血糖検査
血糖値:空腹時血糖 70〜109 mg/dl(基準値)
高いと糖尿病の危険が 低すぎると膵臓の腫瘍の危険が

■肝機能検査
・r-GTP:女性 〜30 IU/DL(基準値)
      男性 〜70 IU/DL(基準値)
・AST(GOT):10〜40 IU/DL(基準値)
・ALT(GPT)5〜40 IU/DL(基準値)

調べるのは肝細胞が傷付くと出来る酵素の値。
酒やウイルスなどで障害が起こると高くなります。

■腎機能検査
尿酸値:女性 2.5〜7.0 mg/dl(基準値)
    男性 3.7〜7.0 mg/dl(基準値)

尿酸値が高いと痛風・腎機能障害・動脈硬化の危険性が高まります。
また循環器の血管にも影響が出やすくなります。