脳の疲労回復は冷たく甘いもので!脳をリフレッシュ!

脳の疲労回復は冷たく甘いもので!脳をリフレッシュ!脳の疲労回復にはブドウ糖が良く、冷やした和菓子などが良いそうです。小豆、赤えんどう豆、卵、練乳、インスタントコーヒーでさらに脳の疲労回復効果がアップします

冷たく甘いものが脳をリフレッシュさせ、やる気を出させる!!
脳のリズムが乱れ、脳が疲れている状態を放っておくと、思考力・集中力が低下し、認知症を招くおそれが高まります。

■甘いものを冷たくすることが大切
甘いと感じる甘味度は2〜5℃の間が一番強く感じます。
そのため、食べる前に冷やしておくことでよりおいしくいただけます。
冷たくした甘いものを食べると、身体の中に入るエネルギー源ブドウ糖は脳のエネルギー源となり、また冷たくしたことで三叉神経を通じて血管が拡がり血流が良くなります。
血流が良くなることでブドウ糖もどんどん送られ代謝が良くなり、さらにおいしいと感じる快楽ホルモンも分泌され脳が良く働くようになります。
つまり“冷たさ”と“甘さ”を一緒に摂ることで脳の活性化を促進してくれます。

■脳を癒すには?
・エネルギーのブドウ糖を受け入れる体勢を作る
・神経の伝達量を増やす
・脳を働かせたら休ませる

■冷たい“ぜんざい”(脳を癒す冷たく甘いもの)
ぜんざいの材料“あずき”には、脳を丈夫にする“レシチン”が含まれ、脳の細胞膜を正常にしてブドウ糖の受け入れ体勢を作ります。
ぜんざいはゆっくり冷やすとレシチンが出やすくなります(冷蔵庫で6時間以上冷やす)
さらに長時間おくことで皮の部分からとろみも出ておいしくなります。

●冷たいぜんざいに練乳(れんにゅう)を入れブドウ糖の受け入れを良くする
練乳(れんにゅう)には“ガラクトース”という脳内の細胞を刺激するものが入っています。
牛乳にもガラクトースが含まれています。

■みつ豆(脳を癒す冷たく甘いもの)
みつ豆の赤えんどう豆には、脳の中枢神経を正常にする“ビタミンB1”が多く含まれています。
さらに寒天の食物繊維が脳の血流を良くしてくれます。
みつ豆は神経の伝達量を増やして脳を活発に働かせてくれます。

●寒天に卵を入れ神経の伝達量を増やす
卵の卵黄には“卵黄コリン”という物質が含まれ、神経伝達性を良くしてくれます。
さらに卵白に含まれる“アルブミン”が脳への栄養の吸収や運搬を良くしてくれます。

●卵入りみつ豆にインスタントコーヒーを加えさらに効果アップ
神経の伝達を良くする卵入りみつ豆にインスタントコーヒーを振りかけるとさらに効果がアップします。
インスタントコーヒーには“マグネシウム”が豊富に含まれており、代謝を促進するビタミン群はマグネシウムが加わることによりさらに効果がアップします。

>>卵入りみつ豆 インスタントコーヒーかけ の作り方
材料(4人分)
 赤えんどう豆:100g
 卵:1個
 塩:小さじ1/3
 水:適量
 粉寒天:4g(1袋)
 砂糖:少々
 黒みつ:適量
 インスタントコーヒー:適量
1:戻した赤えんどう豆を、水をこしながら柔らかくなるまで煮込みます
2:煮たえんどう豆は塩を振りながら、から煎りします
3:鍋に水と卵を溶き、粉寒天を入れて混ぜながら1〜2分煮立てます
4:容器に入れて冷やします
5:器に盛ってインスタントコーヒーを振りかけます

■白玉(脳を癒す冷たく甘いもの)
白玉を冷やすと、もち米の“GABA”が高揚した気を静め、脳の休息を誘います。

●白玉を作るときに桃を入れて練る
桃にはブドウ糖と果糖が入っていて、ブドウ糖に果糖が加わると倍の甘さを感じます。
ブドウ糖と果糖の両方が口の中に入ると、甘味情報が味神経を刺激して脳にたくさんの情報が入り、快楽ホルモンのエンドルフィンが分泌され脳が癒されます。

●桃入り白玉を保冷剤で3分冷やす
白玉の材料はデンプンであり、デンプンは長い時間冷やすと固くなってしまいます。
保冷剤で3分冷やすことで、中はもちもちで舌触りが冷たいおいしいものにすることが出来ます。

●冷やした桃入り白玉にミントを加える
冷やした桃入り白玉にミントをのせると脳の休息効果がアップします。

>>黄桃白玉 ミント風味 の作り方
材料(4人分)
 白玉粉:100g
 黄桃:75g
 黄桃シロップ:適量
 ミント:適量
1:黄桃をミキサーにかけます
2:白玉粉と黄桃をこねながら耳たぶぐらいのかたさにします
3:小さな団子にしてゆでます
4:白玉をラップでくるんで保冷剤で3分冷やします
5:器に盛りシロップをかけミントを散らします

■冷やして食べる脳の疲れに良い甘味(食べる直前に表面だけを冷やすのがポイントです)
おはぎ、ぜんざい、大福、みつ豆、あんみつ、まんじゅう、水まんじゅう、水ようかん、団子