最新医療について!再生医療など!

最新医療について!再生医療など。患者の負担を減らし正確な診断をくだす、これが病気を未然に防ぐ最新医療になります。世界一細い注射針、320列マルチスライスCT、プレホスピタルケアロボット、手術支援ロボットダヴィンチ、ギプス包帯、再生医療

最新の医療には患者の負担が少ない医療が求められています。
そしてより短時間で正確な診断が行える技術が求められています。
患者の負担を減らし正確な診断をくだす、これが病気を未然に防ぐ最新医療になります。

■世界一細い注射針による最新医療
糖尿病患者向けの注射針で針の先端は直径0.2mm、髪の毛程の細さになります。
その細さのため痛みを感じる神経の痛点に当たりにくくなっています。
しかも、通常 針を細くすると薬が流れにくくなってしまいますが、この針は先端を除々に細くなる構造でその問題を解消しています。
1日になんども注射しなければならない糖尿病患者の苦痛を軽減することに成功しています。

■320列マルチスライスCTによる最新医療
この320列マルチスライスCTは一度に撮影できる幅が16cmと広いため脳や心臓などの臓器を1回で撮影できます。
そのため検査にかかる時間も短く、しかも連続して撮影できるため動いている臓器を動画で見ることができます。
特に心臓の映像からは様々な情報を読み取ることが可能です。
例えば心臓の動きがどのように障害されているか、あるいは心臓の筋肉のどの部分の血流が少ないのか、こういった全ての情報を1回の検査で調べることが可能です。
脳の撮影では血管だけを撮影することができるため、脳硬塞につながる血管のつまりも早期に発見することも出来るそうです。

■プレホスピタルケアロボットによる最新医療
プレホスピタルケアロボットとは患者さんが病院に来る前に応急手当てを支援するロボットです。
プレホスピタルケアロボットはイスに座ると患者の脈拍・血圧・心電図などを自動測定します。
情報は即座に病院に送られ、そのデータをもとに医師がテレビ電話を通じて応急手当ての指導を行うことができます。
さらに遠隔操作での走行コントロールも可能で患者を救急車まで運ぶことが出来ます。
新幹線・飛行機・公共施設などに配置することで迅速な応急手当てが可能となるとされています。 2020年に実用化を目指しているそうです。

■手術支援ロボットダヴィンチによる最新医療
このダヴィンチの操作は内視鏡カメラの映像を見ながら遠隔操作で医師が行います。
鉗子の可動領域が広く、まるで手を動かしている感覚で操作できるため非常に神経を使うような繊細な動きもらくに行うことが可能です。
ダヴィンチのメリットは出血が少なく小さい傷で済み、術後の疼痛(とうつう)が少なく回復が早いことです。
アームを入れる部分を切開すれば手術可能で患者の負担が少なく済みます。

■ギプス包帯による最新医療
ギプス包帯は、包帯を巻くようにギプスが作れます。
水につけて巻くだけで作れます。 20〜30分で完全に固まります。

●ギプス包帯のメリット
・石膏ギプスの3倍の強度
・軽い
・汚れが目立たない
・通気性が良い
・短時間で作れる

■再生医療による最新医療
再生医療とは失った組織を細胞の力で元通りに再生させる最新医療です。
そのために必要な細胞は、体の組織を作るもととなる幹細胞(かんさいぼう)と言われています。
この幹細胞は成長を続ける赤ちゃんに最も多く、大人の体にはわずかにしか存在しません。
しかしそのわずかな幹細胞を見つけ培養し、再び体に戻すことで体の組織を再生させます。
再生医療で骨・軟骨・皮膚は簡単に作られるそうです。
将来は膵臓・腎臓・心臓・脳などが作られるようになると注目されています。