体臭、ニオイ、加齢臭、メタボ臭、ダイエット臭などについて

加齢臭は皮脂腺から分泌される物質が酸化・分解して出来るノネナールが原因です。
メタボ臭は脂質の摂り過ぎなどでノネナールが増加するのが原因です。
ダイエット臭は体の代謝が上手くいかず血液中のニオイを出す物質が原因です。
ダイエット臭はケトン臭とも飢餓臭とも呼ばれます。

■加齢臭
加齢臭の原因はノネナールという物質です。
ノネナールは皮脂腺から分泌される物質が酸化・分解して出来ます。
ノネナールは若い時にも作られますが、40歳あたりから体の酸化に対する抵抗力が落ちるためニオイがきつくなります。

■メタボ臭
メタボ臭とは、メタボの人が出す加齢臭に似たニオイをいいます。
ニオイの元も加齢臭と同じノネナールです。
メタボ臭の場合は、脂質の摂り過ぎなどでニオイが増加してしまいます。
メタボ臭は加齢に伴って腸内細菌のバランスが崩れて体臭がきつくなります。

■ダイエット臭
ダイエット臭とは、ダイエットのし過ぎで出るニオイです。
ダイエット臭は急激な食事制限など、無理なダイエットをしている人が発するニオイです。
体の代謝が上手くいかなくなり、血液中のニオイを出す物質が体から出ています。
果物が腐ったような酸っぱいニオイがしたら、間違ったダイエットをしている可能性があります。
まずエネルギー源として糖質が使われます。
それが使われ切って枯渇すると、今度は蓄積された脂肪が燃やされてエネルギー源となります。
それが空腹のまま脂肪ばかりが使われていると、これが独特の甘酸っぱいニオイを発します。
そのためケトン臭とも飢餓臭とも呼ばれています。
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