体力チェック!敏捷性・平衡性・柔軟性チェック!

体力チェック!敏捷性・平衡性・柔軟性チェック。体力老化を防ぐポイント。適切なトレーニングを行うことが大切。体力が向上すると防衛体力(病気を防ぐ)も上がります。平衡性:バランス感覚、敏捷性:反射神経、柔軟性:筋肉の柔らかさ

寒くなると身体の動きが悪くなって老化や体力の衰えが表に出やすくなります。
全身の代謝機能が下がる冬、太るばかりか筋肉が固くなるため、普段自覚しない身体の衰えが表面化しやすくなります。

■体力老化が現れやすいポイント
●平衡性(へいこうせい):バランス感覚
●敏捷性(びんしょうせい):反射神経

人や物にぶつかりやすくなったり、とっさの飛び出しに反応できず“ヒヤッ”としたりしたら
敏捷性(びんしょうせい)が衰えている可能性があります。
敏捷性(びんしょうせい)とは外部からの情報が脳へと伝わり状況を判断、
次に脳が筋肉に動くように指令を出し、受けた体も瞬時に正しく反応出来る能力のことです。

●柔軟性(じゅうなんせい):筋肉の柔らかさ
普段しないような体勢になると身体を痛めたり、
足がつりやすかったりしたら柔軟性が衰えている可能性があります。
柔軟性は使わない筋肉がかたまる事で衰えていきます。
つまり普段の運動不足を如実にはんえいします。

敏捷性・平衡性・柔軟性の一つでも悪くなると、ちょっとしたことでケガをしたり事故にあいやすくなります。

■平衡性(へいこうせい)チェック方法
目を閉じて片足を上げます(どちらの足でもOK)
反対側のふくらはぎに上げた足をひっかけ固定します
両腕を片側(どちらでも良い)にまっすぐ伸ばし、2秒に1回 回転させます
何回まわせるかをチェックします
上げている足がふくらはぎから外れたり軸足がずれたら終了です

男性は3回以上、女性は2回以上:20〜30代(若者)レベル
男性は2回以上、女性は1回以上:40〜50代(中年)レベル
男性は1〜0回以上、女性は0回以上:60代以上(高齢者)レベル

■敏捷性(びんしょうせい)チェック方法
目線の高さにした洗濯バサミの30cm前に立ち、割箸の箸先1cmを洗濯バサミに挟みます
そして洗濯バサミを指でつまんで開き落ちる割箸を同じ手でキャッチします
このときしゃがんでもOK 反対の手も同様に行います
左右ともとれる:20〜30代(若者)レベル
左右一方がとれる:40〜50代(中年)レベル
左右ともとれない:60代以上(高齢者)レベル

男性は左右2回ずつ、女性は3回ずつ挑戦し1回とれればOKです

●敏捷性(びんしょうせい)アップ方法
敏捷性(びんしょうせい)アップにはケン玉やあっち向いてホイなどが有効です。

■柔軟性(じゅうなんせい)チェック方法
まず足を開きます
身長160cm以上の人は1m、160cm未滿の人は90cmです
そして片方のつま先を外側に向けて曲げます
ヒザがつま先よりどのぐらい前に出るかをチェックします
このとき足の裏を床から上げないようにします
男性は10cm以上、女性8cm以上:20〜30代(若者)レベル
男性は10cm未満〜2cm以上、女性は8cm未満:40〜50代(中年)レベル
男性は20cm未満、女性は0cm未満:60代以上(高齢者)レベル

股関節の固さを決める太ももやふくらはぎの筋肉の柔らかさが分かります。

●柔軟性(じゅうなんせい)アップ方法
柔軟性(じゅうなんせい)アップには毎日のストレッチが大事です。
階段を1〜2段飛ばして上がるのも効果的です。

■体力老化を防ぐポイント
適切なトレーニングを行うことが大切なポイントです。
体力が向上すると防衛体力(病気を防ぐ)も上がります。