長生きする方法!ミトコンドリアを増やして長寿、運動、カロリー制限

長生きする方法としては、適度な運動やカロリー制限によりミトコンドリアを増やすことです!正しい姿勢、気持ちの持ちようでもミトコンドリアを増やして長寿につながります。生活習慣の改善、腹八分目が長生きに大切

■長生きのカギを握るミトコンドリア
私達の身体の全ての細胞の中にはミトコンドリアという小さな袋があります。
ミトコンドリアDNAは母から子へまるごとコピーされ遺伝します。
食べ物から吸収した栄養素から、生きるのに必要なエネルギーを作り出すのがミトコンドリアです。
そのエネルギーによって体を動かしたり、物を考えたり、細胞を生まれ変わらせたりします。
ミトコンドリアは一般的に歳を取ると量が減り、エネルギーを作る力が弱まることが分かっています。
すると加齢と共にミトコンドリアが作るエネルギーは低下し、老化の原因と言われる活性酸素を大量に生み出すようになってしまいます。

■長生きするポイントは長寿型のミトコンドリア
長寿型の遺伝子を持つミトコンドリアは、排出される活性酸素の量が少なく、そもそも活性酸素に破壊されにくく強いという性質があります。
ミトコンドリアが長寿型の人と非長寿型の人とでは、平均寿命に8歳くらいの違いがあります。
さらに長寿型のミトコンドリアの人の方が、生活習慣病になりにくいという研究報告があります。
日本人の45%が長寿型のミトコンドリアを持っていると言われています。

■ミトコンドリアを増やすことが長生きするポイント
ミトコンドリアは増えるとエネルギーをいっぱい作ってくれます。
活性酸素が出るのは、無理にエネルギーを作らせるからです。
ミトコンドリアを増やせば活性酸素は少なくなります。
長寿には遺伝子と生活習慣の両方が関係します。
その比率は1対3の割合で生活習慣の方が大きくなります。

■適度な運動が長生きするポイント
身体の中でエネルギーが足りないと感じるようにすると、身体は自然とミトコンドリアを作ってくれます。
身体を動かす事がミトコンドリアを増やすポイントです。
運動をするとエネルギーをたくさん使うので、身体はエネルギーが足りなくなります。
ただし無理をするのはよくなく、5分間で汗ばむ程度の力の運動をすると長寿に効果的です。
具体的には、1分間小走りして30秒歩くといった組み合わせを5分間前後繰り返すのが効果的です。
こうした運動を行うことでエネルギーが足りないと身体が感じ、ミトコンドリアが増える効果が期待できます。
90歳になっても運動をすることでミトコンドリアが増える効果があります。
70歳くらいの場合で、2ヶ月ほど運動を続けることでミトコンドリアが増えてきます。
ただし過度の運動は活性酸素が多く出るので要注意です。 高齢者は無理せず、身体に合った運度が大切になります。

■カロリー制限が長生きするポイント
身体がエネルギーが足りないと感じるためには、カロリーを抑えることが大切になります。
カロリーが少ないとミトコンドリアはエネルギーが足りないと感じるためミトコンドリアが増えます。
カロリー制限の目安は腹八分目から腹七目になります。
ただしビタミンやミネラルなどの栄養のバランスを考えて行うことが必要です。
大食い早食いは活性酸素が発生しやすいので要注意です。
週に1日か2日、全体のカロリー摂取量を30%ほど抑えるとミトコンドリアを増やす効果が期待できます。
カロリー制限と運動の2つのポイントでミトコンドリアを増やし長生きしましょう。

■姿勢をきちんとすることが長生きするポイント
ミトコンドリアを増やすには、姿勢をきちんとすることも大切になります。
姿勢を保つ筋肉にはミトコンドリアが多いため、姿勢を正しく維持することが重要になります。

■気持ちの持ちようが長生きするポイント
歳を取っても社会貢献していると感じることが大切です。
そういう人は長生きだということが分かってきています。