記憶力アップ!海馬の場所細胞、有酸素運動、記憶力に自信を持つ!

記憶力アップ!記憶力は自分の記憶力に自信を持ち、場所細胞を使い記憶にイメージを貼り付け、有酸素運動を行うことでアップしすると考えられています。

■記憶力の低下は思い込み
記憶力の低下は、記憶力が衰えているという思い込みによると考えられています。
海外の加齢と記憶力の論文では、年齢が上がっていっても記憶力テストの点数は下がらないという報告があるそうです。
リラックスして自分の記憶力に自信を持つことが大切といわれています。

■覚える力と思い出す力が記憶力にはある
記憶力には「覚える力」と「思い出す力」があります。
覚える力とは、耳にしたものなどをいったん自分の中に入れる力で、加齢によってはあまり低下しません。
思い出す力は加齢によって低下しやすいとされています。

■海馬の場所細胞と記憶力
海馬(かいば)は脳の中で記憶を司る部分になります。
海馬の中には場所細胞(ばしょさいぼう)という細胞がいます。
場所細胞は場所を正確に記憶する細胞です。
場所細胞が動物で発達しているのは、生き物として場所というものの記憶がすごく大切なためです。
そのため場所の記憶が得意な脳になっています。
海馬にある場所細胞は、使うことにより発達すると考えられています。

■場所細胞を使って記憶力をアップ
ポイントはいつも通っている場所などに、イメージをひとつづつ、大げさなイメージで貼付けて記憶することです。
自分の家や普段歩いている所など自分の良く知るルート上の場所に記憶したい物を貼り付けて記憶します。
例えば「何しに来たんだっけ?」と思い出せないときでも、元の場所に戻ると思い出したりすることがあります。
場所細胞は、その場所にさしかかると勝手に思い出してくれる細胞です。
そのため場所と関連付けて何かを覚えると、その場所を思い浮かべるだけで自動的に思い出されて来ます。

■有酸素運動で記憶力アップ
有酸素運動は、脳の神経細胞が成長するための肥料のような役割をするものを増やすとされています。
それが有酸素運動だと考えられています。
週3回の有酸素運動で認知症のリスクを半分にするという研究結果もあります。

■記憶力アップのポイント
 ・記憶力に自信をもつ
 ・場所細胞を使う
 ・有酸素運動を続ける