脂肪味を改善して肥満予防、油物を10日間控えるだけで味覚を改善、舌のブラッシング、第6の味覚

脂を正常に感じなくなると油物を多くとってしまい太る原因になるといわれています。
舌にある第6の味覚といわれる脂肪味(しぼうみ)が鈍感になると油物を食べ過ぎて痩せられない原因になります。
油物を10日間控えるだけで味覚を改善し、脂肪味の鈍感を改善して太りにくくすることが可能です。
食事以外でも舌のブラッシングで脂肪味の鈍感さを改善することが可能です。

■脂肪味(しぼうみ)が痩せられない原因
痩せようと思ってもすぐ食べてしまい痩せられないのは意思の弱さではなく、舌にある第6の味覚といわれる脂肪味(しぼうみ)に原因があると考えられています。
この脂肪味を改善させることによって脳卒中・心筋梗塞・がんなどの病気を予防することができるといわれています。

脂肪味(しぼうみ)とは、甘味・塩味・酸味・苦味・うま味の5つの基本の味に加わわる第6の味覚です。
脂肪味があることによってお肉や魚などの脂の味を感じることができます。
脂っこい料理をたくさん食べる人は脂肪味が鈍感になっていて脂の味を感じることができないと考えられています。
脂の味を感じないと油物を多くとってしまい太りやすくなります。
この肥満の元ともいわれる脂肪味も10日ほどで改善可能といわれています。

■脂肪味が鈍感になる原因
・油分の過剰摂取
・過度な食事制限

■油分の過剰摂取が脂肪味が鈍感になる原因
第6の味覚といわれる脂肪味は誰でも簡単に鈍感になってしまいます。
脂肪味が鈍感になると脂っこい物を食べ過ぎてしまいます。
脂っこい物を多く食べると油を感じにくくなってしまい、より多く脂っこい物を食べるようになってしまいます。
脂肪味が鈍感になることが肥満サイクルにおちいってしまいます。

■脂肪味が鈍感になると満腹感が得られにくくなる
通常、食べ物を食べて様々な味を脳が感じることで消化活動が始まり、続いて満腹ホルモンが分泌されて満腹感が得られます。
しかし脂肪味が鈍感になると脳からの消化活動の指令も遅れて満腹ホルモンぬ分泌も遅れてしまいます。
その結果、満腹感がなかなか得られず食べ過ぎてしまいます。
日頃から脂っこい物が1日2食以上の人は要注意です。

■過度な食事制限が脂肪味が鈍感になる原因
過度な食事制限はホルモンバランスを変えてしまい、脂肪味に対しても鈍感になってしまいます。

■脂肪味の鈍感さを改善する方法
・油物を10日間控える
・舌のブラッシング

■油物を10日間控えるだけで味覚を改善
油物を10日間控えるだけで脂肪味の鈍感を改善し、太りにくい体質にすることも可能です。
基準となるのは1食で脂質が20gを超えないようにすることです。
揚げ物やお肉だけでなく、カレー、乳製品、油を多く含んだ調味料なども控えるようにします。

油物を10日間控えた後は何を食べてもよいですが、油物は1日1回程度に控えないとまた脂肪味が鈍感になってしまいます。

■舌のブラッシングで脂肪味の鈍感さを改善
舌についている汚れ(舌苔)を落としてあげます。
強くブラッシングするとベロを痛めてしまうので、市販の舌専用ブラシで優しく真ん中を2回・左右2回ずつくらいブラッシングします。