距骨の傾きが腰痛の原因、距骨の傾きリセットエクササイズ、オステオカルシンの健康効果、カカト落とし

距骨が傾くと足や腰の痛みの原因になり、めまい・頭痛・むくみの原因にもなると考えられています。
ほんの小さなこの骨が筋肉や関節の痛みだけでなく全身のあらゆる不調を招くおそれがあります。
距骨の傾きリセットエクササイズで体の不調を改善しましょう。
カカト落としのエクササイズで骨に刺激を与えオステオカルシンを分泌させ高血糖・動脈硬化予防。

■距骨(きょこつ)について
距骨(きょこつ)はスネの骨の下にある一辺がわずか3cmほどの小さな骨です。
距骨(きょこつ)は小さい骨ですが全身のバランスを取る大切な骨になります。
地面に着く足と足首より上の足との間にある距骨が支点となり全体重を支えています。
日常で様々な動作が出来るのは距骨の滑らかな動きがあってこそになります。

■距骨が原因となり起こる症状
・腰痛
・ひざ痛
・頭痛
・肩こり
・めまい
・便秘
・睡眠障害

■距骨の傾きが痛みやコリを引き起こす
距骨は体重がかかって動くので負担が大きく傾きやすいといわれています。
距骨は動きやすい構造でありますが全体重がかかるためあるべき位置をキープできず誰もが少なからず傾いてしまっています。
すると土台の傾きをカバーしようと、それより上にある骨盤や背骨が本来の場所とは違う位置でバランスをとろうとしてしまいます。
結果、全身の筋肉や関節に負荷をかけ痛みやコリの症状があらわれます。

■距骨の傾きが全身に悪影響を及ぼす
痛みやコリの傾きは背骨を緊張させるためそこに沿って走る自律神経に影響を与え、睡眠障害、めまい、むくみ、便秘、うつ、吐き気など全身の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
痛みやコリの傾き方にはタイプがあり、それぞれ現れやすい症状も異なります。

■距骨の傾き方
距骨の傾きにはフロントタイプとバックタイプがあります。
フロントタイプは距骨がつま先側に傾いている人になります。
バックタイプは距骨がカカト側に傾いている人になります。

●フロントタイプ
距骨がつま先側に傾くフロントタイプは自然と重心が前の方へと移動します。
すると前に傾いた体のバランスをとろうと無意識に骨盤が後傾して体の後ろ側の筋肉が緊張します。
背中の筋肉が緊張しているため背骨が動きづらく、その分首や肩に負担がかかるため肩こりになりやすいといわれています。
また腰痛の症状を訴える人が多く、太ももの裏やふくらはぎなどにも痛みやコリが出やすいといわれています。

●バックタイプ
距骨がカカト側に傾くバックタイプは重心が後ろ側へ移動するのが特徴です。
フロントタイプとは逆で、バランスをとるために骨盤は前傾して体の前側の筋肉を緊張させます。
それに伴い頭が前へ傾き肩回りに負担をかけて肩こりや五十肩になりやすいといわれています。
さらに股関節・ヒザ・スネの痛みなど体の前側に症状が現れやすいといあわれています。

■距骨の傾きチェック
・しゃがむ
・正座
・姿勢

3つのチェックのうち2つ以上当てはまった方が自分の距骨の傾きタイプになります。

●しゃがんで距骨の傾きチェック
つま先を正面に向け肩幅に開いて立ちます。
そのまましゃがみます。
このチェックではカカトを着けたまま床にしゃがめるかどうかをチェックします。
カカトを着けたまま床にしゃがめればバックタイプになり、カカトが浮いてしまった場合はフロントタイプになります。

●正座で距骨の傾きチェック
正座した時に、つま先が重なるかどうかをチェックします。
つま先が重なる人はバックタイプになり、重ならない人はフロントタイプになります。

●姿勢で距骨の傾きチェック
イスに座って物を書く時の姿勢をチェックします。
みぞおちあたりが沈んで背中が丸くなる人はフロントタイプになります。
背筋は伸びて頭だけが前に落ちる人はバックタイプになります。

■距骨の傾きリセットエクササイズ
となり合う足の指を、いた気持ち良い程度の力で各指の間を左右に5回ずつ広げます。
その後人差し指と薬指、親指と小指を持って左右に5回ずつ広げます。

くるぶしの下を指でしっかりと固定し、足首を左右へ10回ずつ足首を回します。
回しづらいと感じた方向は追加で10回ほど回します。

カカトを手の平で包み、手の力で左右に10往復動かします。

これらを左右の足で行います。
血流が良くなりストレッチ効果がアップするお風呂の中で行うと良いそうです。
毎日継続して行う事で傾いた距骨をリセットできます。

■自分の足に合った靴を選ぶことが距骨の傾き対策に重要
足に合った靴選びは非常に重要になります。
サイズが合っていなかったり形がフィットしていないと、足に負担をかけて距骨を含めた足全体のバランスが崩れてしまいます。

■正しい靴の履き方
つま先ではなくカカト側をトントンと地面で叩き、紐やマジックテープで調節しましょう。
そうすることでカカト部分が安定し距骨の傾きを最小限に抑えることができます。

■カカト落としで骨粗しょう症予防
骨には骨芽細胞という骨を作る細胞があり、骨に刺激を与えると活性化します。
カカト落としをすることによって骨に衝撃を与えると骨を作る骨芽細胞が元気になり、骨粗しょう症予防の効果が期待できます。
カカト落としは体重以上の負荷が骨にかかるので効率良く骨芽細胞を活性化することができます。

■オステオカルシンの健康効果
・高血糖予防
・動脈硬化予防
・認知症予防
・肥満予防
・肝機能アップ
・加齢による筋力の衰えを防止

骨芽細胞が活性化すると骨ホルモンのオステオカルシンをたくさん作ります。
オステオカルシンには様々な健康効果が期待されています。
高血糖予防、動脈硬化予防、認知症予防、肥満予防、肝機能アップ、加齢による筋力の衰えを防いでくれます。

●高血糖予防
オステオカルシンは血糖値を下げるインスリンの分泌を促し、食後の血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。

●動脈硬化予防
オステオカルシンは血管をしなやかにする物質の分泌も促すので動脈硬化の予防にもつながります。
動脈硬化が原因で起こる心筋梗塞や脳梗塞の予防につながります。

■カカト落としのやり方
足を肩幅に広げて立ちます。
カカトを上げて、そのままストンと落とします。
つま先立ちの時に背筋を伸ばすのがポイントです。
1日30回を目安に行いましょう。

ヒザに痛みがある人はイスに座りながら行うと良いです。