水中ウォーキングのやり方、浮力でヒザや腰に負担が少なく運動できます

水中ウォーキングでは浮力でヒザや腰への負担が少なく運動できます。
水中ウォーキングでは心臓への負担も少なくなるので高齢者の運動にも最適です。

■水中ウォーキングの健康効果
水の中では浮力が働くためヒザや腰への負担を大幅に減らすことができます。
また水の中では抵抗を受けるので、同じ運動であっても陸上よりもエネルギー消費量が多くなります。
ヒザや腰への負担が少なく、大きく関節を動かすことができるのが水中ウォーキングのメリットです。
水中ウォーキングするだけでもバランス感覚が鍛えられます。
高齢者の転倒予防にも効果が期待できます。
大股で水中ウォーキングをすると上半身も鍛えることができます。

■水中ウォーキングは心臓への負担が減る
水の中に入ると心臓への負担が少なくなります。
水の中では水深1m下がると10%近い高い圧力がかかります。
そのため水が身体を圧迫して静脈の血液を心臓に返す力が働きます。
そのため心臓は陸上よりも拍動数が少なくてすみます。

■水中ウォーキングのやり方
真っ直ぐ背筋を伸ばします 腕を大きく振ります。
太ももを高く上げます。
カカトから着地し、足全体で踏みしめます。
20分を目安に水中ウォーキングを行います。

■後ろ歩き水中ウォーキングのやり方
つま先から着いてカカトで踏みしめます。
後ろに水中ウォーキングするとふくらはぎの筋肉を鍛えることができます。
後ろ歩きは腰への負担が少なくなります。

■カカト歩き水中ウォーキングのやり方
その場でカカト立ちになり、カカトのみでヒザを真っ直ぐ伸ばして水中ウォーキングします。
普段使わない脛(すね)の筋肉を鍛えることができます。
25mを目安にして水中ウォーキングします。

■つま先歩き水中ウォーキングのやり方
つま先立ちで水中ウォーキングします。
ふくらはぎの筋肉を鍛えることができます。

■横歩き水中ウォーキングのやり方
つま先立ちになって、そのまま横に大きく深く腰を曲げます。
スクワットの形になり、ヒザや腰に負担をかけずに太ももの筋肉を鍛えることができます。
体が前傾の姿勢にならないように真っ直ぐ胸を大きく開きます。
元にゆっくり戻してつま先立ちになります。
これを繰り返し横にウォーキングしていきます。

■ジャンプ水中ウォーキングのやり方
太ももを高く上げて遠くへジャンプします。
水中では浮力が働くため、ゆったりとした大きなジャンプが出来ます。

■水分補給をして水中ウォーキングをする
水の中での運動ですが発汗したりして水分が蒸発しているので、水中ウォーキングを始める前に水分補給をして脱水症を予防することも大切になります。