血管若返り法!チーズのLTP・タマネギのケルセチンで動脈硬化予防、血管若返り体操

どんなに老化した血管でも若返らせることが可能です。
チーズのLTPというタンパク質には血管の内側の膜を丈夫にし、血管をしなやかにしてくれる効果があります。
タマネギのケルセチンには動脈硬化予防し血管をしなやかにする働きがあります。
糖質や炭水化物を減らすことが血管若返りにつながります。
血管若返り体操で血管の内皮細胞からNO(一酸化窒素)を出し血管をしなやかにし動脈硬化予防

■悪い生活習慣が血管の動脈硬化を進行させる
悪い生活習慣を送っていると血管が動脈硬化を起こして血管の壁が厚く硬くなっていきます。
動脈硬化とは血管が硬くもろくなってしまう病気です。
進行すると弾力を失い壁が内側に向かって厚く狭くなっていきます。
また血管の内側に傷がついていると、コレステロールが侵入してプラークというコブができて血流が悪くなります。

■タマネギとチーズの味噌汁で血管若返り
味噌汁にチーズを加えるとコクが深まる分、味噌を減らせて塩分の摂り過ぎを防ぐ効果も期待できます。

●チーズのLTPで血管若返り
LTPとはラクトトリペプチドのことで、チーズに含まれるタンパク質の一種です。
チーズの中に含まれるLTPというタンパク質が血管の内側の膜を丈夫にし、開いて血管をしなやかにしてくれる効果があります。
血管はACEと呼ばれる酵素が働くことで血圧が上昇します。
しかしLTPはACEの働きを抑える効果があり、高血圧予防や動脈硬化予防の効果が期待できます。
また味噌にもLTPが含まれています。

●タマネギのケルセチンで血管若返り
タマネギの中にはケルセチンという成分が含まれ、動脈硬化予防し血管をしなやかにする働きがあります。
血管は活性酸素によりダメージを受けると血液の流れが悪くなります。
ケルセチンには抗酸化力を高める働きがあり、活性酸素を撃退して血液の流れをよくする効果があります。

●タマネギのケルセチンを増やす方法
タマネギの皮を剥いて太陽光に当てるとケルセチンを増やすことができます。
1週間後にはケルセチンの量が3倍にも増えるというデータもあるそうです。

●アマニ油やエゴマ油を少し足し血管若返り
アマニ油やエゴマ油にはオメガ3という成分が含まれ血管をしなやかにする効果があります。

■糖質や炭水化物を半分にして血管若返り
ご飯・麺・パン・イモ・フルーツの量を半分にして食べるようにします。
生活習慣病で一番大きい原因は、糖質や炭水化物の食べ過ぎです。
糖質が多い物を食べ過ぎると、過剰な糖分が酸化して終末糖化産物に変わり血管を傷つけてしまいます。
これを防ぐためには原因となる糖質自体を抑えることが最も効果的です。
あまり厳しくすると続かないので、おおまかに糖質や炭水化物を半分にするとよいです。

■血管若返り体操1
ヒザを抱えて丸まり手足の血流を止めます。
30秒〜1分ほどキープした後、一気に大の字になり血流を流します。

血管は外側から外膜・中膜・内膜の3重構造からなっています。
外膜は血管を保護する膜で、中膜は血管を収縮・拡張させる筋肉になります。
最も内側には内皮細胞という細胞が並んでいます。
内皮細胞はNOという一酸化窒素を出して硬くなった血管を柔らかくする働きをもっています。
内皮細胞からNO(一酸化窒素)が分泌されると、その内側にある筋肉細胞が血管を広げて柔らかくしてくれます。
手足の血管を一度閉めて開放すると、血管の内側からNO(一酸化窒素)が出てきます。
血管は筋肉と一緒にはしっているので、筋肉を伸ばすことで血管も一緒に伸ばすことができます。

■血管若返り体操2
姿勢良く立ちます。
肩の力を抜き、お腹だけ少しへこませます。
この状態でその場ジョギングを行います。
腕は自然にブラブラさせます。
その場ジョギングを1分行ったら次に30秒その場ウォーキングを行います。
これを1日3セット行います。