乾燥肌のかゆみ予防対策!

乾燥肌のかゆみ予防対策!乾燥肌を防ぐポイントは肌がかゆくなる前に肌ケアをおこなう・保湿は入浴後10分以内におこなう・自分にあった乾燥肌対策を見つける・保室をしてもかゆみが引かない場合は医師に相談する

気温も湿度も低い冬は、お肌が乾燥し かゆみ が出る季節です。
ついついかき過ぎてしまい肌を傷めてしまうこともあります。
乾燥で一番やっかいなのは かゆみ が出てくることです。
早くからお肌のケアをしていけば かゆみ の症状を防ぐことも可能です。
かゆみを防ぐには、かゆくなる前の対策がとても大切です。

■お肌の水分量と乾燥肌
お肌の水分量が少ない原因は過度の洗顔にあります。
メイクの落としなどによって顔の水分が蒸発して乾燥がひどくなります。
ほんらい年と共に新陳代謝は低下し水分量も減ります。
しかし洗顔のし過ぎなどで20代でも乾燥肌になっていることもあります。
さらに乾燥すると起こる かゆみ は神経を伝って感じます。
乾燥肌になると、その神経が皮膚の表面にまで伸びてきて外部からの刺激で容易に反応し かゆみ が増すことになります。

■乾燥肌とかゆみ
普段健康なお肌の神経は表皮と真皮の境目で留まっていますが、乾燥肌が進むと神経が表皮まで伸びて来て外からの刺激に敏感になるためかゆくなります。
しかも掻き過ぎると炎症が起こりさらにかゆくなるという悪循環に落ち入ってしまいます。
かゆみは神経が伸びていることにより、乾燥肌を知らせるサインの役割もあります。
伸びた神経は乾燥すると伸びてきますが、保湿を十分におこなえば除々に神経は戻っていきます。

■皮膚を保湿することが重要
乾燥しがちな部分を保湿するだけで かゆみ は予防出来ます。
入浴後には水分がどんどん蒸発していきます。
そのときに皮膚に元々ある水分までもうばって蒸発してしまいます。
入浴中はお肌の水分量も増えますが、実は入浴直後からお肌はどんどん乾燥していきます。

■入浴後10分以内に保湿
乾燥を防ぐポイントは入浴後10分以内の保湿が重要です。

■入浴時の注意点
・熱い風呂に長時間入らない
熱い風呂に長時間入っていると保湿成分が溶けてしまいます

・適温38℃〜40℃

・時間は10分程度

・体は手で洗うだけでも十分
お湯につかるだけでも汚れは落ちます
強くこすると肌の保護機能にダメージを与えることにもなります

■電気毛布は寝る前に切る・湯タンポを使い乾燥肌予防対策
電気毛布のように湿度を上げる器具は発した熱が水分を蒸発させ、乾燥を進めてしまいます。
ですから電気毛布は寝る前に切るのがオススメです 一方、湯タンポはお湯の熱だけで空気を温め、その後緩やかに冷めていくためお肌にもやさしい。

■日本酒で乾燥肌予防対策
日本酒には保湿成分を持つアミノ酸(プロリン・グルタミン酸など)が非常に多く含まれています。
お肌を作るタンパク質はアミノ酸で構成されています。
アミノ酸はお肌の保湿のための主成分であり、日本酒の成分はこのアミノ酸と似ているので、お肌の潤いを補うことができると言われています。

■ゴマ油で乾燥肌予防対策
ゴマ油はスクワラン(保湿成分)を含むため保湿効果があります。
スクワランとはゴマをはじめオリーブや豆類などに含まれる保湿成分であり、人の皮脂にも含まれていて肌の新陳代謝を活発にし潤いを保つ働きがあります。
さらにゴマの成分のおよそ50%が保湿に良いとされる脂質であり、しかも天然素材のためお肌にもやさしい成分です。

■手軽に出来るミストサウナで乾燥肌予防対策
針金ハンガー、セロハンテープ、気泡シートを用意します。
気泡シートを筒状にしてハンガーに貼付け、浴槽の上にひっかけてその中に入ります。
蒸気が溜まりミストサウナと同じような効果があります。

■乾燥肌を防ぐポイント
・肌がかゆくなる前に肌ケアをおこなう
・保湿は入浴後10分以内におこなう
・自分にあった乾燥肌対策を見つける
・保室をしてもかゆみが引かない場合は内臓疾患の恐れもあるので医師に相談する