たまご焼きの作り方!冷めても美味しい卵焼き!

たまご焼きの作り方!冷めても美味しい卵焼きについて
■通常のたまご焼きの作り方(おいしくないたまご焼き(卵焼き))

1:卵をよくかき混ぜ、ダシ汁・調味料を加える
2:たまご焼き鍋を温め、油をひく
3:卵を少しずつ流し込み、こげないように弱めの火で焼く
4:表面が乾いたらクルクル巻く

■プロの作るたまご焼きはダシ汁が流れにくい
素人がたまご焼きを作ると中に大きな穴ができますが、プロがたまご焼きを作るとたまご焼きの中に小さな穴がたくさんできてスポンジ状になります。
卵のタンパク質は冷めると締まってしまいます。
すると隙間に溜まっていたダシ汁が流れ出てしまいます。
つまりプロが作ったたまご焼きはたくさんの小さな穴があきスポンジ状になるため、冷めてもつぶれにくくダシ汁が閉じ込められたままの状態になっています。

■冷めた時に美味しいたまご焼きの作り方のポイント
1:卵の白身をちぎるように混ぜる
2:たまご焼きの鍋を180℃で予熱する
  高温で焼くと細かい気泡がたくさん出来て卵の中に閉じ込められます。
3:卵をたっぷり流し込み、こげを恐れず強めの火で焼く
  卵をたっぷり流し込むと卵が固まり始める70℃以上にはなかなか上がりません。
  ダシの水分が温度の上がり過ぎを防いでくれます。
  きめ細かな気泡が閉じ込められるのをじっくり待ちます。
4:表面がドロドロになってきたら卵をパタンとたたむ
  表面がドロドロになってきたら卵を巻くタイミングです。
  巻く時は卵を巻くのではなく、パタンと畳むように巻きます。

■冷めても美味しいたまご焼きの作り方(卵焼き・玉子焼き)
<材料>
生卵 3個
ダシ 80ml(粉末ダシ1つまみを80mlのに溶かします)
醤油 小さじ1杯
  2つまみ
砂糖 大さじ1杯半

1:生卵をボールに3個入れ切り込むように混ぜます
  1秒間に2往復の速さで10往復真直ぐ縦に切り込みます
  そしてボールを90度回して再び10往復真直ぐ縦に切り込みます
  箸先をボールの底にこするような感じで黄身と白身をちぎります
2:合わせダシを作り卵と混ぜる
  ダシ(80ml)醤油(小さじ1杯)塩(2つまみ)砂糖(大さじ1杯半)
  を混ぜて合わせダシを作ります
  切り込んだ卵に合わせダシを加え、先程と同じように向きを変えながら10往復ずつ切り込みます
3:強火で1分たまご焼き鍋を予熱します
  目安は箸先に卵をつけ鍋につけてみて卵がすぐに固まればOKです
  たまご焼き鍋の厚みで時間は異なります
4;たまご焼き鍋の横幅ぐらいに火を落とします
5:たまご焼き鍋に油をひく
  ペーパータオルに油を染み込ませたまご焼き鍋全体にひきます
6:おたま1杯分の卵を流し込みます
7:大きな気泡だけをつぶします
8:表面がドロドロになったら卵を三つ折りにたたみます
  手だけではなく足も使ってタイミングでかえしていきます
9:あいたスペースに油をひき、卵をずらして、ずらした所にも油をひきます
10:おたま2杯分の卵を流し込みます
11:たまご焼きの下にも卵を流し込みます
  良い感じになってきたら、たまご焼きの下に卵を流し込んでしまいます
12:卵を半分にたたみます
13:残りの卵を全部流し込み同じように焼きます
14:ヘラで形を整えて出来上がりです!!

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■だし巻き卵と厚焼き卵の違い
だし巻き卵と厚焼き卵の違いは、甘味があるかないかです。
関東の厚焼き卵は、砂糖を多く入れるのが特徴。
関西のだし巻き卵は、たっぷりのだし汁の中に少しだけみりんを入れて甘味をおさえています。
だし巻き卵も厚焼き卵も、プロはだし汁を入れるのが特徴です。