美味しいおにぎりの作り方!

美味しいおにぎりの作り方について
■ごはんが炊かれている様子

お米を炊いてから沸騰して5分経つと、
まず小さなひびがたくさん入ってそこから水が染み込んで膨張し、
お米の中から薄い膜のようなものが出てきます。
これはデンプンやアミノ酸などの旨味成分です。
この旨味成分がお米の中から出てきてお米を取り巻いて、いわゆる“おねば”と呼ばれるものになります。
私達はこの“おねば”をご飯を食べるときに味わっています。

■美味しいおにぎりは固く握ってはダメ
お米のまわりには旨味たっぷりの“おねば”がついています。
それをギュッギュッと握っておさえてしまうと、握っているうちにお米の面と面がくっついてしまいます。
すると口の中に入っても簡単にはほぐれず“おねば”の旨味も半減してしまいます。
美味しいおにぎりはお米の面と面がくっついている状態ではなく、点と点でくっついている状態になります。
点と点でくっついている状態だと“おねば”の旨味をたくさん味わうことが出来ます。

■美味しいおにぎりの作り方
●美味しいおにぎりのご飯の作り方

水で洗い15〜30分水に浸し
15分程度ザルにあけておきます
炊飯の水の量は気持ち少ない程度(通常の8分目程、何度か試して好みの水加減を見つけておきます)
IH炊飯器では高速炊飯で炊きます(普通だと水に浸す時間も入っているためです)
炊けたらすぐにバット(広い容器)に移して一粒一粒をよくほぐします
ウチワで30秒ほど扇いで余分な水分を飛ばします

まず三角形のおにぎりを作る前に“どらやきのような形”のおにぎりを作ります
●どらやき型のおにぎりの作り方

お茶碗の内側全部に10%濃度の塩水を塗ります
ご飯をほぐしながら少しずつお茶碗に入れ、固まった部分をほぐします
ご飯を回しやすくするため角を軽く押します
ご飯をやさしく指先で回します
ひっくり返してまたやさしく回します
崩れないぐらいになったら出来上がりです

●三角形のおにぎりの作り方
まずどらやき型のおにぎりを左手に置きます
そして親指の付け根で軽くはさむようにしながら三角形の一つの辺を作ります
このとき右手はささえる程度にするのがポイントです
次に1/3回転させもう一つの辺を作ります
さらに1/3回転させ辺を作ります
ひっくり返して裏側にして同じことをくり返します
このときおにぎりの中心の一番やわらかい部分にはほとんど力がかかっていません
三角に固めるのではなく3つのヘリを作るという意識で上下から軽く押してへりだけを作ります
決して真ん中のふんわりした部分にさわらないのがポイントです

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