ブナシメジ(しめじ)の旨味倍増・美味しく食べる方法!

ブナシメジ(しめじ)の旨味倍増・美味しく食べる方法について
■シメジ(しめじ)について

シメジ(しめじ)はキノコの中でも最も良く使われる食材の一つ。
地味なだけの脇役だと思ったら大間違い。
調理によって旨味を倍増させることが出来ます。
私達が普段よく食べているのはブナシメジで、ホンシメジは1kg3万円もします。
旨味(グアニル酸)の量はブナシメジが28mg/100gですが、ホンシメジは158mg/100gの5倍になります。
分類は、ブナシメジはシロタモギタケ属ですが、ホンシメジはシメジ属になります。

しめじ(シメジ)

■ブナシメジを干すと旨味が倍増する
ブナシメジの細胞の中には核があり、旨味のもとである核酸はその核の中にあります。
シメジ(しめじ)を干すと乾燥して細胞が縮みます。
すると核の壁が壊れて旨味のもとである核酸が外に出て旨味成分に変化します。

■干しブナシメジの作り方
天気の良い日に2日ほど天日干しにすれば完成です

■60℃〜70℃の加熱で旨味倍増
マツタケやブナシメジは、加熱して60℃〜70℃になると核酸が旨味成分に変化して旨味が倍増します。

■ブナシメジを冷凍すると旨味が倍増する
一度冷凍庫の中で凍らせると、加熱したときに核が壊れて旨味成分が出てきます。
さらには歯ごたえも良くなります。

■冷凍ブナシメジの作り方
まず石突きを切り使いやすい大きさにちぎります
冷凍期間の目安は24時間以上〜30日以内です
使う時は凍ったまま調理します
冷凍庫に入れるだけで旨味アップです

■ブナシメジ豆乳スープ
<2人分>
冷凍しめじ  240g
カツオダシ  300ml
      小さじ半
豆乳     180ml

冷凍しめじとカツオダシを鍋に入れ加熱します
しんなりしたら1/3のキノコを他の鍋に移します
キノコを加熱しながら塩を加えます
豆乳を加え加熱します
一煮立ち前くらいで火を止め、さましてから10秒ほどミキサーにかけます
腕に盛ってキノコを乗せて出来上がりです

■鯛のブナシメジあんかけ
<2人分>
みりん    1杯半
醤油     大さじ2杯
水溶き片栗粉 (かたくり粉小さじ2杯 水を大さじ1杯)
わさび    少々
      140g(鯛を4cm角に切って片栗粉をまぶして揚げます)

ブナシメジ豆乳スープで取り分けておいた2/3のキノコダシを使います
みりん・醤油を加え加熱し、沸いたら水溶き片栗粉を加えます
とろみがついたら火を止めます
揚げておいた鯛の上にブナシメジあんかけをかけ、わさびをつけて出来上がり

■豚バラ肉のブナシメジ巻き串焼き
<2人分>
豚バラ肉スライス  12枚
冷凍しめじ     100g
コショウ    少々
カボス       適量

豚バラ肉で冷凍ブナシメジを巻きます
巻いた物を3つほど串に刺し、塩・コショウをしてフライパンで焼きます
皿に盛ってカボスを付けて出来上がりです

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