レタスをシャキシャキにする方法!変色を止める・苦味を取り除く!

■レタスについて
レタスは96%が水分。
この水分があるためシャキシャキ感を味わうことが出来ます。
レタスは元々地中海地方が原産で、およそ2500年前はすでに食べられていました。
当時は野草のような形をしていましたが、その後世界各地で品種改良が進み、いまではお馴染みの丸いレタスの他にも様々な種類があります。

■しなびたレタスをシャキッとさせる方法
50℃のお湯につけて待つこと2分で、しなびたレタスがシャキシャキに戻ります。
水の分子は低い温度だとそれほど変化はありませんが、温度が上がるにつれて激しく動く性質があります。
これが水に比べてお湯の方が吸水が良い理由です。
食物の細胞を形作るペクチンという物質はお湯で変化を起こします。
50℃〜70℃の温度帯になるとペクチンが固くなり、それにより歯ごたえが良くなります。

■変色する理由
レタスの変色した部分は強い酸性の状態にあります。
これは虫などに食べられたときに、その部分を酸性にして追い払うための防御反応です。

■変色を止める方法
50℃のお湯に2分つけると変色も防ぐことができます。
熱いお湯につけられたときタンパク質は自身の身を守ろうとして熱ショックタンパク質という物質を作り出し、変色を防ぐことにつながります。

■レタスの芯の苦味を取り除く方法
レタスの芯には苦味物質が含まれています。
レタスは加熱すると苦味が抜け、本来の甘さを味わうことができます。
加熱すると苦味物質が別の物質に変化し、隠れていた甘味を感じることができます。

■シャキシャキのレタスの作り方
まず丸ごとの場合は吸水しやすいように茎を少し切ります
お湯に2〜3分つけます
お湯は、沸騰したお湯と水道水それぞれ同量づつ合わせて出来ます
その後、水気を切って新聞紙などに包んで冷蔵庫で保存します
1週間程保存できます
また食べるときにお湯につけると、一層シャキシャキのレタスを味わうことができます

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