免疫力アップ!鼻呼吸・笑い・ビタミン・ミネラル摂取で予防!

免疫力アップ!鼻呼吸・笑い・ビタミン・ミネラル摂取で予防!ストレス・過労・睡眠不足などにより自律神経が乱れることが低下の一因。「腹八分目」「ビタミン・ミネラルを摂取」「笑い」鼻呼吸で粘膜細胞を活性化

免疫とは体に備わっている生体の防御機構です。
免疫システムのNK細胞・ヘルパー細胞などの免疫細胞を持つのは、血液中の白血球(はっけっきゅう)になります。
体内にしんにゅうした細菌やウイルスを白血球が攻撃し病気を防いでいます。
しかし白血球の一つNK細胞の働きは10代がピークで50代ではおよそ半分にまで低下してしまいます。
ストレス・過労・睡眠不足などにより自律神経が乱れ免疫力を低下させてしまいます。

■季節と免疫力
夏場は冷房病や熱中症など自律神経の乱れが一因となる疾患が増えます。
自律神経と免疫力は密接な関わりがあり、夏場は免疫力も低下しやすくなります。
体温が1度低下すると免疫力が30%以上がダウンすると言われています。

■免疫力チェック
1:風邪をひきやすい
2:肌の荒れが気になる
3:口内炎が出来やすい
4:便秘・下痢になりやすい
5:嫌いな食べ物がある
6:あまり歩かない
7:倦怠感がある
8:睡眠不足
9:ストレスが多い
10:冷えを感じる

はい:2点、ときどき:1点、いいえ:0点

0〜5:心配なし
6〜10:まずますの状態
11〜15:低下傾向
16〜20:危険領域

■免疫力アップポイント「腹八分目」
腹八分目をすることによって肥満の改善につながり、免疫力を高める方向につながるそうです。

■免疫力アップポイント「ビタミン・ミネラルを摂取」
ビタミンは免疫力低下の一因になる活性酸素を消去してくれる効果があるそうです。
また亜鉛・鉄分・マグネシウムなどのミネラルは細胞の活動を助けてくれる免疫に大切な栄養素になります。
これらを積極的に摂取すれば細胞の生産を助け、免疫システムの強化につながります。

■鼻呼吸で粘膜細胞を活性化
鼻からノドにかけての一帯は粘膜細胞という人の免疫機能の一つです。
ほこりや細菌などは第一の防衛ラインとなる「鼻」で約7割ほどが除去されます。
さらにその先にすすんでも第ニの防衛ライン「のど」の扁桃腺に取り込まれほぼ死滅されると言われています。
口での呼吸は鼻での免疫機能が働かないばかりか、のどの乾燥が進むことで免疫に含まれる細菌と戦う抗体「免疫グロブリン」の量も減少してしまいます。
結果、めんえきりょくの低下につながり病気にかかりやすくなってしまいます。

■免疫力アップ体操
口呼吸から鼻呼吸に戻して免疫力アップをはかる体操です。
「あ・い・う・べ」と発声しながら口を大きく開いて行います。
「あ」「い」で口を縦と横に大きく開き1秒静止(大小頬骨筋・頬筋を鍛えます)
「う」で口を前に突き出し1秒静止(口輪筋を鍛えます)
「べ」で出来る限り舌を突き出し1秒静止(舌筋を鍛えます)
1日30セット〜50セットを目安にして行います。

■肥満と免疫
糖尿病になるとめんえきりょくが低下し感染症にかかりやすくなります。
また高血糖などで血糖値が高くなると白血球の能力が低下しめんえきりょくが低下します。

■笑いで予防
笑うと脳が免疫機能を活性化させるホルモンを分泌します。
それがNK細胞を活性化してめんえきりょくを高めてくれます。
白血球の一つNK細胞の数は笑った後その前に比べおよそ35%アップするそうです。
NK細胞の活性率は笑い方でも違いがあり、テレビなどを見て受け身の笑いが効果があるそうです。