インナーマッスルを鍛える方法、インナーマッスルで正しい姿勢になる

インナーマッスルは体の奥にある姿勢を正しく保つために使われる筋肉です。
インナーマッスルを鍛えることは代謝アップ、冷え性改善、肩こり改善などの健康効果が期待できます。
またインナーマッスルを鍛えて姿勢を正しく維持することで様々な病気の予防にもつながります。

■インナーマッスルについて
インナーマッスルは身体の奥にあり、脊髄や関節の動きを調節して姿勢を正しく保つために使われる筋肉をいいます。
このインナーマッスルを鍛えると代謝がアップし、冷え性や肩こりなどの症状の改善効果が期待できます。
さらには正しく美しい姿勢になることができます。

■不安定なところでバランスを取りインナーマッスルを鍛える
不安定なところで体のバランスを取ろうとすると、普段使わない筋肉が刺激されてインナーマッスルが強化されます。
例えばブランコに乗るだけでもインナーマッスル強化の効果が期待できます。

■スクワットでインナーマッスルを鍛える
スクワットをするとき体を斜めになするのではなく、床に対して背中を垂直にして腰掛けるようにスクワットをします。
姿勢が垂直を保てなくなるギリギリまでもっていき、そこで戻します。
垂直にキレイに保つことがインナーマッスルを鍛えるのに効果があります。

●インナーマッスルを鍛えるスクワットのやり方
足を肩幅よりやや狭く広げて両手を前に伸ばします。
骨盤を地面に対して垂直にすることを意識してスクワットを行います。
ヒザを曲げるときは息を吸い、ヒザを伸ばすときは息を吐きながらスクワットします。
1日5回ほど行います。

■悪い姿勢を直す方法
姿勢が悪い人は背骨が前方に曲がり、肩甲骨も前に傾いています。
この状態のまま背骨を真っ直ぐ伸ばそうとしてもただしい姿勢になりません。
そこで胸を張るのを意識しながら肩甲骨を背中側に引き寄せると、背骨が真っ直ぐ伸びやすくなって正しい姿勢を取ることができます。

■正しい姿勢を取るためのインナーマッスルを鍛える方法
骨盤を垂直にすることを意識して立ちます。
胸を張るようにして両手を軽く広げます。
肩甲骨から動かすイメージで両手をパタパタと後ろに動かします。
この動きを1日5回ほど行います。
肩甲骨周辺のインナーマッスルが鍛えられ、悪い姿勢の改善につながります。

■階段でインナーマッスルを鍛える方法
階段を上るときに、足先で踏み込むとヒザがつま先より前に出て負担がかかり、ヒザを痛める原因になることもあります。
階段を上るときに足裏全体でしっかり踏み込みます。
するとヒザがつま先よりそれほど前に出ず、ヒザへの負担が少なくなります。
さらに股関節周辺のインナーマッスルを鍛えることができます。

■インナーマッスルを鍛える声の出し方
インナーマッスルを鍛えるには、声を出して歌を歌うことも効果的といわれています。
腹式呼吸は、医学的には横隔膜呼吸といいます。
横隔膜は体幹の筋肉や骨盤低筋と一緒に働きます。
骨盤の中から声を出すことを意識することで、お腹周りのインナーマッスルを鍛えることができます。