ストレッチと筋トレで腰痛予防!復帰・背筋・殿筋のストレッチ・筋トレ!

■腰痛予防のためには
腰痛の原因としては、腰を支えている筋肉、体の構造、姿勢、日常動作などが考えられます。
腰まわりを支えている筋肉には、腹筋、背筋、殿筋(でんきん)、多裂筋(たれつきん)、脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)、ハムストリングス、大腿四頭筋(だいたいしとうきん)、下腿三頭筋(かたいさんとうきん)などがあります。
これらたくさんの筋肉に支えられていて、しなやかに安定して運動を行うことができます。
しかし加齢や悪い姿勢を取り続けることによって筋肉が弱くなったり固くなったりすると、腰痛の原因になりやすくなってしまいます。
腰痛予防のためには、正しい姿勢を保つことが大切になります。
悪い姿勢は、全て腰に負担がかかってきます。
腰まわりの筋肉を鍛えて、正しい姿勢をキープすることが大切です。

■ストレッチが腰痛予防に大切
ストレッチで筋肉を伸ばすと、筋肉の柔軟性が出てしなやかな運動を行うことができます。
結果、背骨をしっかり支えることが出来るようになります。

■立って行う復帰・背筋・殿筋のストレッチで腰痛予防
壁の前に前向きに立ちます。 肩幅ぐらいに足を広げて背筋を伸ばします。
ぶらさがるようなイメージで腕を上げ5秒間キープします。
腕を下ろします。
これを数回繰り返します。
壁の前で行うことで正しい姿勢を保ちやすくなります。

■うつ伏せで行う復帰・背筋のストレッチで腰痛予防
うつ伏せになります。
手をおでこのところに添えます。
反動を付けず、手で支えながら上体を起こしていきます。
腰に力が入らないように行います。
自分の可能な程度に上半身を起こしてリラックスします。

■イスで行う背筋のストレッチで腰痛予防
イスに浅く腰掛けます。
前に物があると意識して、それを拾うようなイメージで片腕を前方に伸ばします。
息を止めず、反動を付けないで、斜め前の物を取るイメージで行います。
反対側も同様に行います。

■筋トレで腰痛予防
背筋を伸ばしてイスに浅く腰掛けます。
両手でイスなどをつかんで体を支えます。
この状態で足を少し浮かせます。
下ろします。
これを数回繰り返します。
腹筋と背筋が真っ直ぐ保たれていることが大切になります。
両足を上げることが難しい場合は、片足ずつ行います。
体勢を崩さず真っ直ぐに保つことがポイントです。