肩こり解消ストレッチ!柔らかい筋肉で肩こり予防!

肩こり解消ストレッチ!柔らかい筋肉で肩こり予防。肩こりは肩周辺の筋肉の柔らかさや強さによって左右されます。肩の周りの筋肉が柔らかいほど肩こりになりにくい。肩周りをストレッチして肩こり解消

■肩こりについて
人の頭は全体重の約8分の1、約5kg〜10kgあると言われています。
そのため長時間同じ姿勢を続けると首や肩の周りの筋肉が常に緊張を強いられて肩こりの原因となります。
肩周辺の筋肉が収縮し血行が悪くなることで肩の筋肉が硬くなると考えられています。
中でも前かがみの作業などは頭を斜に支えることになり、肩の筋肉の大きな負担となります。
肩こりになりやすいかどうかは筋肉の柔らかさや強さによって左右されます。
肩の周りの筋肉が柔らかいほど肩こりが起きにくくなります。

■肩こりの主な原因
・長時間の同じ姿勢
・細かい作業で目を酷使する
・前かがみの作業など

■肩こりに効果的な事
●左右のバランスを保ち正しい姿勢で歩く

道路の白線などを目安にしてまっすぐ歩くと、頭の重さが左右にバランスよく分散され肩こりの予防につながるそうです。

●着付けの動作で肩周辺の筋肉を柔らかくする
着物の着付けの動作は肩のストレッチにもなるため、僧帽筋(そうぼうきん)・三角筋(さんかくきん)・菱形筋(りょうけいきん)など肩こり と大きな関係がある5つの筋肉が同時にストレッチできるそうです。
そのため筋肉の柔らかさが保たれ肩こりになりにくくなります。

■肩こりチェック法1
両方のヒジと手の平を合わせます。
そのまま腕をまっすぐ上に上げます。
このときヒジが離れないようにし、顔は正面を向きます。
腕はできるだけまっすぐ上げます。
ヒジが鼻のラインに達したらOKで、達しない場合は肩こりの状態になります。
これは僧帽筋(そうぼうきん)・菱形筋(りょうけいきん)など肩甲骨(けんこうこつ)周りの筋肉の柔らかさと、大胸筋(だいきょうきん)の収縮力を見ます。

■肩こりチェック法2
深呼吸するときの要領で、手の平を外側にまわしながら腕を背中にまわしていきます。
そして指先どうしが触れたらOkで、触れない場合は肩こり状態になります。
このときヒジが内側に曲がらないようにします。
これは僧帽筋(そうぼうきん)・菱形筋(りょうけいきん)など肩甲骨(けんこうこつ)周りの筋肉の柔らかさと、大胸筋(だいきょうきん)の収縮力を見ます。

■テレビのリモコンなどを使った肩こり解消ストレッチ法
リモコンを右手に持ちます。
顔はテレビに向けたまま、右手を背中にまわして左の脇腹から出します。
そしてボリュームなどのボタンを押します。
この状態を5秒間キープします。
リモコンを左手に持ち替えて同じように背中にまわして右の脇腹から出してボリュームなどのボタンを押します。
この状態を5秒間キープします。

リモコンを両手で持ち上げます。
両手を真上に上げて筋肉をしっかり伸ばします。
この状態を5秒間キープします。

テレビに向けて腕を90度に下ろし、腕をできる限り前に伸ばしボリュームなどのボタンを押します。
この状態を5秒間キープします。

この一連の動作をリモコンを使うたびに行うと肩こり解消に効果的です。