サラサラ汗で体臭・むくみを改善!(あるある)

人間は皮膚にあるアポクリン腺エクリン腺の2種類の汗腺から汗をかきます。
アポクリン腺はわきの下やおへそのまわりなどの身体の一部に分布し、固体認識などのためにニオイのある汗を出します。
エクリン腺は主に身体の温度調節を行い全身に分布しています。
エクリン腺から出る汗は蒸発しやすいようほとんどが水分です。サラッとしていてニオイがありません。
ドロドロでくさい汗の人は「やせられない、むくみがとれない、やる気がでない、身体がだるい」など損をしている身体になっています。
ドロドロ汗は水分以外にミネラル分などが多く含まれている濃度が高い汗です

■自分の汗チェック方法
500円玉を額に軽く当て手を離します(上を向いたりしない)
額に500円玉が5秒以上ついているかどうか?
・5秒以上つかない人はサラサラ汗:身体中から細かい汗をかく全身汗
・5秒以上ついている人はドロドロでくさい汗:身体の一部から集中的に汗をかく部分汗

暑くなると外出先から戻ったときやフロ上がりなどクーラーなどで急激に身体を冷やしてしまいがちですが、そうなると汗をかこうとしている汗腺は強制的にその働きを止められてしまいます。
こうした生活をしていると急激な温度変化によって体温調節をする必要がなくなった汗腺はしだいに機能を失い結果的に部分汗となってしまいます

●部分汗の人は腕や足から汗をかいていない
脳を守る頭や内臓を守る胸などは、常に温度調節を行いよく汗をかくため汗腺が衰えにくくなっていますが、温度差に強く汗をかきにくい腕や足は汗腺が衰えやすくなっています。
部分汗の人は体温調節がうまくできず、身体の中に熱が溜まりやすく、夏バテしやすい身体になっています。

汗腺の数は3才までに決まってしまい、その後太ってもやせても汗腺の数は変わりませんが、汗の量は汗腺の数で決まるものではありません。

■汗腺の再吸収機能
汗腺は汗を出すとき、血液から水分を吸い取るのですが、その際いったん吸い取った水分から身体に必要なミネラル分を血液に戻しています。その後、身体の外に汗を排出しています。
しかし、これが部分汗になると、汗腺の数が少ないため一つ一つの汗腺の負担が増してしまいます。
すると汗腺の再吸収機能が追い付かず、身体に戻すミネラル分を血液に戻せないまま汗といっしょに排出してしまいます。
さらにその汗には、血液に再吸収されるはずだったアンモニアや尿素などの物質も含まれて、くさい汗となってしまいます。

■部分汗解消方法「高温手足浴」
通常より少し熱めのお湯(目安:44℃)を浴槽にはり、最初に汗腺が衰える場所「ひじから下」と「ひざから下」を10分間お湯にひたします
これを一週間おこないます
※頭はできるだけ上げるようにします。窓がある場合は開け、ない場合は換気扇をまわすなどして浴室の温度が高くならないようにします
この体勢が苦しい人は1日目腕だけを10分間浸し、翌日は足だけを10分間浸し、1日ずつ交互に2週間行います

●高温手足浴の際の水分補給
入浴前に500mlのミネラルウォーターを半分(250ml)を飲みます
お風呂に入り5分たったところで残りのミネラルウォーター(250ml)を飲みます
こうすることでより良い汗をかきやすくなります
(人間の身体は一度に250ml以上の水分を吸収できないそうです)

●女性の場合、足などのむくみが改善され、痩せる効果があります

■とろろ昆布
昆布に含まれるフコイダンは多糖体で食物繊維の一種で腸のせんどう運動を活発化し、腸管からの侵入者に備え免疫細胞を刺激し活性化させ免疫力をアップしてくれます。
とろろ昆布は吸収しやすく夏風邪予防にも最適です!