女性のホルモンバランスの乱れを改善!(あるある)

女性のホルモンバランスの乱れを改善!アロマテラピーで脳に直接作用して女性のホルモンバランスの乱れを改善!DHA・EPA・α-リノレン酸といった不飽和脂肪酸でも女性のホルモンバランスの乱れを改善!

■女性ホルモンと月経周期
女性ホルモンには“エストロゲン(卵胞ホルモン)”と“プロゲステロン(黄体ホルモン)”の2つのホルモンがあります。
エストロゲンは、豊かなバストやウェストのくびれとった女性らしい体を作り、コラーゲンや骨の生成をサポートし、全身の新陳代謝を促進してくれます。
このため女性ホルモン分泌の低下は、肌のコラーゲン減少や骨密度の低下を及ぼします。
プロゲステロンは、月経が始まると出産の準備のための身体作りを行います。
女性にとって欠かせない、このエストロゲンとプロゲステロンの2つの女性ホルモンの分泌は月経周期と連動しています。
そもそも女性ホルモンは視床下部の指令を受けて卵巣で作られ分泌されます。
月経が始まった日から次の月経までを28日周期とすると、月経が始まってからおよそ14日間は排卵に向けてエストロゲンが増加していきます。
実はこの時期が女性が一番美しくなる時期とされています。
排卵が終わるとエストロゲンが減少し、プロゲステロンが受精に備え子宮膜をやわらげるために増加します。
その後妊娠がなければエストロゲンとプロゲステロンが減少し、排卵日からおよそ14日後、子宮内幕が体外に流れ出ます。
この2つのホルモンが急激に減少することで、イライラ・憂鬱・痛みなどが発生します。
このように女性ホルモンは、エストロゲンとプロゲステロンで構成され、バランス良く分泌されることで月経周期が作られ、女性本来の体の機能を保つことが出来ます。

■ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れには、エストロゲンとプロゲステロンの分泌されるタイミングが早くなったり・遅くなったりしてズレてしまうか、分泌量自体が減ってしまうという2つのパターンがあります。
どちらの場合も、ホルモンバランスが乱れてしまうと月経周期を狂わせるだけではなく、身体の老化を加速させてしまう恐れがあります。
ホルモンバランスが乱れる原因は、極端なダイエットや肥満、様々なストレス、不規則な生活などがあげられます。

■ホルモンバランスを知るには?
自分のホルモンバランスを知るには、基礎体温を付けることが唯一の方法です。
基礎体温は、エストロゲンとプロゲステロンの分泌により低温期と高温期に分かれています。
28日間で見ると、低温期は月経初日から排卵日までのおよそ14日間。
これはエストロゲンの分泌量に対応しています。
高温期は排卵日から次の月経が始まるまでの14日間。
これはプロゲステロンが体温を上げる働きがあるためです。
この低温期と高温期の平均の差はおよそ0.3℃
これが25日〜38日の周期で現れるのが正常な状態です。
ところが低温期が3週間以上、高温期が10日未満、それぞれの平均の差が0.3℃未満だった場合はホルモンバランスの乱れが生じている可能性があります。

■低温期が3週間以上あった場合
正常であれば2週間前後であるはずの低温期。
ところが3週間以上になってしまうと、低温期に対応するエストロゲンの分泌が少ないと考えられます。
エストロゲンの量が少なくなってしまう状態が続くと、卵巣の機能もしだいに低下してしまい、さらにエストロゲンが減っていくという悪循環に落ち入ってしまいます。
この低温期の3週間以上というパターンは、強いストレスがかかると落ち入りやすいと言われています。

■高温期が10日未満の場合
正常であれば2週間前後であるはずの高温期。
これが短いということは、高温期を作り出すプロゲステロンの分泌量の低下が考えられます。
プロゲステロンの低下により高温期が続かないと、子宮内で受精卵が育たない状態になってしまいます。
エストロゲンが正常に分泌されていてもプロゲステロンが少なければ、その分月経周期が短くなります。

■低温期の平均と高温期の平均の差が0.3℃未満の場合
低温期と高温期の差は排卵の有無を意味しています。
低温期と高温期の差がないということは、エストロゲンもプロゲステロンも少ないということになります。
つまり差が少ないということは排卵障害を起こしている可能性があります。
●ニセ月経
本来、排卵をして子宮内幕がはがれ落ちて月経となりますが、しかし排卵せずに子宮内幕がはがれ出血する場合があります。
女性の6〜7人に1人が排卵障害の危険をもっていると言われています。
排卵障害のある人は卵巣ガンになるリスクが高いとされています。

■基礎体温を正しく測るためには?
1日の中でも体温は上下しており、睡眠と共に1番低い体温になります
この最も低い体温が基礎体温になります
基礎体温を測るには、婦人体温計を使います
朝目覚めたら布団から起き上がる前に計測します
毎日同じ時間に測ります
舌の裏に入れて歯でしっかりはさみ、そのまま固定
ただし睡眠時間が4時間未満だと体温が下がりきらず、正確にはかれないことがあります

■大豆イソフラボン
体内でエストロゲンと似た働きをするため、女性ホルモンのバランス改善に効果的です。
●大豆イソフラボンの摂取上限は1日30mg?
これは食事以外での摂取上限値であり、普段の食事での摂取に制限はありません。
ただし長期間使用する場合は医師に相談する方が良いです

■アロマテラピーでホルモンバランスの乱れ改善
ホルモンバランスの乱れが起きる原因の一つは、ストレスなどの負担で脳からホルモン分泌の指令がうまく出せなくなることです。
人間の嗅覚は、他の感覚と異なり脳に直接働きかける性質をもっていることです。
心地よいと感じる香りを嗅ぐと、即座に脳の視床下部が刺激され、ストレスを軽減し、ホルモンの分泌指令を正常化してくれます。
その結果、エストロゲンとプロゲステロンの分泌の改善が期待できます。
アロマオイルの中でも特にホルモンバランスの改善に使われている効果的な精油は、ゼラニウム・クラリセージ・イランイランなどです。/p>

■女性ホルモンの原料(良質コレステロール)を摂取
女性ホルモンの原料となるのは良質なコレステロールです。
中でも好ましいのはDHA・EPA・α-リノレン酸といった不飽和脂肪酸です。
●DHA・EPAは青魚に多く含まれ、1日の摂取量は1000mg
マグロのトロ 刺身2切れ
サバ     切り身1切れ弱
サンマ    刺身4切れ
ハマチ    1尾弱
キンキ    1/2尾
ニジマス   1尾
タチウオ   切り身1切れ
イワシ    1尾
サケ     切り身1切れ
ウナギ    1/2尾
●α-リノレン酸はナッツ類に多く含まれ、中でもクルミに多く含まれています。

■食用ほおずきで免疫力アップ
食用ほおずきにはβ-カロテンが豊富に含まれています。
カロテンは体内で吸収されるとビタミンAに変化します。
ビタミンAには、体外バリアである粘膜を強化する働きがあり、それによって免疫力がアップします
フランスのあまずっぱさって?食用ほおずき『ほたるのたまご』
甘酸っぱくてフルーティー&女性にうれしいビタミンたっぷり[秋田県上小阿仁村産]ほおずきカ

■シシトウでダイエット・美肌効果
シシトウにはカプサイシン・ビタミンC・β-カロテンが豊富に含まれています。

●カプサイシン効果
脳でアドレナリンを分泌させ脂肪分解酵素リパーゼを活性化、全身に溜まっている脂肪が燃えやすくなります。
抹消の血管を拡張し血行を促進してくれます。

●ビタミンC・β-カロテン効果
ビタミンCはコラーゲンを作るのに欠かせない成分。
β-カロテンは細胞の酸化を防ぎ肌の老化を防いでくれます。