疲労解消回復!体の疲れを取るエクササイズ、脳疲労解消法、過労死予防

疲労解消回復!疲労回復エクササイズ、脳疲労解消法、過労死予防方法!疲れを解消するには肉体の疲れと脳の疲れの両方の疲れを解消する必要があります。肉体の疲労を解消には休むことが一番です。

■過労死
疲れを放っておくと、行き着く先は過労死があり、過労による自殺も年々増加しています。
深刻な社会現象とまで言われる過労死。
過労死とは仕事のストレスとオーバーワークが重なることが原因の一つと言われています。
疲れが溜まっているにも関わらず過度な労働や脳活動を続けることで脳が身体の異変に気付きにくくなり、脳卒中や急性心不全を起こし突然死してしまうという危険性が高まります。

■肉体と脳の両方の疲れ解消が必要
疲れは肉体と脳の両方が疲れているので、疲れを解消するのは肉体の疲れと脳の疲れの両方の疲れを解消する必要があります。
肉体の疲労を解消するのは休むことが一番です。
しかし現実には難しいので、対処療法としての疲労解消法としては、薬を飲む、湿布を貼る、科学的根拠のある栄養ドリンクを飲むなどがあります。
栄養補給などで一時の疲れは回復しますが、肉体の疲労解消で重要なことは疲れにくい体作り、疲れが溜まらない体作りをすることです。

■ヘルペスウイルス
人は疲れるとヘルペスウイルスという物質が唾液中に分泌されます。
疲れが溜まっているとき口唇ヘルペスや帯状ヘルペスなどが出来るのもヘルペスウイルスによるものです。
唾液に含まれるヘルペスウイルスの量を調べることで、1ヶ月前から蓄積されている疲労度を測定することができるそうです。
ただこの検査は現在(H22年)臨床実験中で、1〜2年ほどで一般的な検査になる予定だそうです。

■疲労度チェック
・電車に乗るとすぐに空席を探してしまう
・小銭を使わずにすぐお札で支払ってしまう
・携帯電話は1年以上同じものを使っている
・最近新しいレストランに行っていない
・文字の多い本よりも写真の多い週刊誌を買う
・たっぷり眠っても自然にすっきりと目が覚めない
・遊びたいというよりも眠りたい
・計算が遅くなった
・すでに持っている物と同じものを買ってしまう
・人にぶつかりやすい

6つ以上当てはまる人は疲労回復の必要性が。

■能のすり足で大腰筋を鍛え疲れにくい体を作る(疲労解消回復法)
能の基本の動きの「すり足」をすることにより、体の奥のインナーマッスルである大腰筋(だいようきん)を活性化させるこおtができます。
大腰筋(だいようきん)は横隔膜(おうかくまく)から太ももにかかるインナーマッスル。
この大腰筋(だいようきん)が活性化されることで太ももなどの外側の筋肉は疲労しにくくなります。

●すり足の仕方
ひざを軽く曲げ、手を体の前で円を描くような姿勢で背筋を伸ばします。
背筋はまっすぐなままで、腹の奥の大腰筋を意識して太ももを上げていく。
足の裏全体が床をするのではなく、かかとだけが床に付いている状態になります。
1日5分を目安。

■肩こり解消エクササイズ(疲労解消回復法)
肩こりなどの疲れは、筋肉が一定の方向に緊張してしまうことで発生します。
解消のためには、姿勢を元に戻し緊張している筋肉をほぐす必要があります。
このエクササイズで凝り固まっていた肩の筋肉がほぐされ、肩こりが解消されて本来の姿勢に戻ります。

●肩こり解消エクササイズ(疲労解消回復法)
凝っている部分を指で押さえ、もう片方の腕の力を抜いてブラブラさせます。
その後、肩からクルクル回します。
この動きを両方10回ずつ行います。

脇をしめ、腕を腰のあたりで90度に曲げて後方に広げていきます。
肩の筋肉を逆方向へ働かせることで従来の動きに戻します。
その結果、普段の生活で前方向だけではなく後ろへの動きも覚え、疲れにくい体になります。

■腰と足の疲れ解消エクササイズ(疲労解消回復法)
骨盤の歪みは、立っている時に片方の足に体重をかけて同じ体勢を続けてしまうことで発生します。

●腰と足の疲れ解消エクササイズ(疲労解消回復法)
座った姿勢で足の力を抜きます。
片方の足のひざあたりを両手でつかみ足を引っ張るようにして上下に動かします。
その後かかとを支点にして股関節から回すように足を回します。
寝転んだ状態で片ひざを立てます。
もう片方の足を内側に引き寄せ、かかとから足を突き出します。
骨盤が正しい位置の状態で足の可動域を体に覚えさせます。
すると立ち仕事でも自然と中心に重心がきて疲れにくくなります。

■呼吸を正しい形にして疲れを解消するエクササイズ(疲労解消回復法)
鎖骨(さこつ)の下、肋骨(ろっこつ)の間に指を入れます。
息を吸いながらもう一方の腕の力を抜いてぶらぶら回します。
次に肋骨(ろっこつ)の下に手を添え、力を抜いて体を曲げます。
これを左右とも行います。
両手で肋骨(ろっこつ)の下に手を当てます。
ここを少し下に下げるような感じで押さえ、息を大きく吐き出します。

■上半身の疲れを解消するエクササイズ(疲労解消回復法)
手を頭の後ろで組み、首を左右に「いやいや」をするように小さく振ります。
腕を下ろし上半身に力を入れず、背中を中心に左右にゆすります。
腰に手を当て、骨盤を肋骨(ろっこつ)に近付けるように左右交互に上下させます。
片方10回ずつぐらい。

■脳の疲れ
脳の疲れは肉体の疲れと比べ気付きにくいため、脳の疲れは蓄積しやすい。
脳の疲れは体の疲れと違って自覚できません。
脳の疲れが溜まってしまうと神経細胞の働きが鈍くなります。
すると脳や身体の異常を知らせる伝達物質が減少して、疲れまたは痛みなどの危険信号を感知出来なくなってしまいます。
脳の疲れを放っておくと、最悪の場合は過労死や自殺といった事態を招く危険があります。

■脳疲労度チェック
両手を腰に当て、利き足で片足立ちをします。
目をつぶって何秒間その体勢をキープできるか数えます。
腰から手が離れる、目を開けてしまう、利き足の位置がずれる、上げている足を床につけるなどの時点で終了です。
39歳以下なら30秒、40歳以上は20秒キープ。
できない人は脳の疲れが溜まっている可能性があります。

■脳疲労解消法「1分間だけ目を閉じる」
視覚情報をカットして味覚や触覚を刺激する。
脳の使っていない場所を刺激する。
脳への情報は、視覚80%、聴覚4%、残り16%は嗅覚・触覚などから入ると言われています。
脳への情報は目を閉じるだけで80%カットできます。
ちなみに目を閉じて音楽を聴いたり、アロマを焚いたりするのも、視覚以外の聴覚や嗅覚を活性化するので脳疲労解消に効果的です。

■アクション映画を観て脳疲労解消
アクション映画でドキドキして最後にスカッとすれば、高ぶった意識がダラッとするのでリラックス効果が高くなります。
また敷居の高い店などに行って食事をするのも同じ効果があります。
食べる前に緊張し、食べて美味しいという反応でリラックスできるので、アクション映画と同じ効果が期待できます。

■昼寝をして脳疲労解消
昼寝は、夜の3時間の睡眠と昼寝の1時間と同じくらいの疲労解消の効果があります。
一度仰向けになって、お腹でゆっくり呼吸し、足先が段々とダランとし、それからヒザから下がダランとしていく。
そういう意識で力を抜いて昼寝をすると脳疲労解消に効果的です。
寝る時はできるだけ暗くすると良いです。
少しの明かりでも網膜は刺激され、眠っているつもりでも脳が反応してしまいます。
昼寝で効果的なのは30分〜60分。
睡眠時間が長過ぎるのもかえって眠気や疲労感を増す事になってしまいます。

■休みの日には普段しない事をする(脳疲労解消法)
事務職であれば左脳を使っているので、休みの日に右脳を使うと脳疲労解消に効果的です。
イマジネーションを広げるのは右脳刺激ですから想像で絵を描くと効果的です。
普段仕事で左脳を使っている人は、休日に本を読む作業などで左脳を刺激すると脳疲労解消に効果的。

■緑の香りを嗅いで脳疲労解消
緑に含まれる成分(青葉アルコール、青葉アルデヒド等)が脳の機能低下を防ぐ効果があるそうです。