疲労回復のカギは脳の前頭眼眼窩野(ぜんとうがんかや)(あるある)

疲労回復のカギは脳の前頭眼眼窩野(ぜんとうがんかや)疲労回復には脳の栄養になるビタミンB群やカルシウムを摂る!寝る前にこめかみマッサージで脳の血流量アップ!寝る前に人の顔を思い出し前頭眼眼窩野を活性化!

■身体の疲労回復作業とは?
人は毎日寝ている間に、固まった筋肉を柔らいだり、負担をしいられた箇所をもとの状態に戻す疲労回復作業を行います。
これは筋肉だけではなく、肝臓や腎臓その他でも行われます。
肝臓では身体に溜まった不要物を処理し、次の日にエネルギーとして使える形にしておきます。
腎臓では汚れた血液をろ過し不要なものをすて、明日のためにきれいな血液を準備してくれます。

■疲労回復は“前頭眼眼窩野(ぜんとうがんかや)”がカギ!
前頭眼眼窩野(ぜんとうがんかや)とは目のすぐ奥にあり、主に会話をするときに相手の気持ちを読み取るコミュニケーション能力を司る場所です。
人は身体に疲れが溜まると前頭眼眼窩野(ぜんとうがんかや)が「疲れを取れ」という指示を出します。
その指示を受け“セロトニン”という脳の興奮を抑制する癒し系神経伝達物質が脳全体に疲れを取るよう伝えます。
指示された脳はそれぞれが司る場所に疲れをとるための信号を送り、疲労回復作業の高率がアップさせます。
そのため疲れを取れという指示がしっかり出せていないと、身体の各機能も完全に疲れを取ることが出来ません。

■疲労回復しにくいのは前頭眼眼窩野(ぜんとうがんかや)が衰えるから
人とのコミュニケーションが少なくなると前頭眼眼窩野(ぜんとうがんかや)が衰えてきます。
前頭眼眼窩野(ぜんとうがんかや)は人と直接会話をするときに働くところで、 コミュニケーションが少ない生活を続けているとどんどん衰えていく可能性があります。
さらに前頭眼眼窩野(ぜんとうがんかや)は25才頃から衰えてきます。
年をとると疲れがとれにくいのは前頭眼眼窩野(ぜんとうがんかや)が衰えてくるからです。

■疲れをとる疲労回復 脳トレーニング!
●脳の栄養になるビタミンB群を摂る!

ビタミンB1:豚肉 うなぎ等(糖が脳の代謝を高めます)
ビタミンB6:ニンニク バナナ等(セロトニンを作るのに欠かせない栄養素)

●カルシウムを摂る
カルシウムは脳の神経伝達を整える働きがあります。
つまり脳全体に信号がスムーズに流れやすくしてくれます。
カルシウムを多く含む牛乳を食後に1杯飲む
牛乳は温めるとカルシウムが吸収しやすくなります

●寝る前にこめかみマッサージで脳の血流量アップ!
寝る前に脳の血流量を上げておくと、寝ている間にセロトニンが分泌しやすくなり、セロトニンの量が増えます。
こめかみには糸竹空(しちくくう)という脳の血流をよくするツボがあります。
また、こめかみはセロトニンの通り道でもあるため刺激するとセロトニンがスムーズに流れるようになります。

<<こめかみマッサージの仕方>>
親指か中指で痛くない程度に押します
息を吐くときに押し、吸うときに離します
寝る前に10回するだけでOKです

●寝る前に人の顔を思い出し前頭眼眼窩野を鍛える!
好きな人や子供、家族の顔を思い出すのが効果的です
嫌いな人の顔を思い出すと前頭眼眼窩野が強く活性化するのでさらに効果的です
対人関係の場面で働く前頭眼眼窩野は危険性を感じると特に強く働きます。
嫌いな人の顔を思い出すのも実は同じ原理になります。

脳のトレーニングは翌日に疲れをのこさないための一時的なものです。
根本的に疲労回復をしようとすれば、人とのコミュニケーションが大切です。

■タマネギスープでダイエット!
タマネギに豊富に含まれる“ケルセチン”は脂肪細胞に溜まった有害物質を排出する作用があります。
すると毒素と結びつき機能低下していた脂肪燃焼酵素が働きやすくなり、ダイエットしやすい身体になります。

●タマネギスープの作り方
タマネギ1個をくし形に切ります
切ったタマネギに水120mlを加えて鍋に入れ、臭いがなくなるまで煮込みます
加熱したタマネギが隠れる程度の冷たい水を入れミキサーにかければ出来上がりです
これを1日2〜3回に分けて飲みます

■フキで片頭痛予防!
片頭痛の要因は痛み成分“プロスタグランジン”が生成されやすく知覚神経が刺激され片頭痛が起こります。
フキに含まれる苦味成分の“フキノール酸”は痛み成分プロスタグランジンの生成を抑え、片頭痛を起こりにくくしてくれます。