頭痛が知らせる危険なシグナル!脳硬塞、クモ膜下出血、脳脊髄液減少症、髄膜炎

頭痛は脳自体には痛みを感じる神経がなく、痛みは脳の血管・髄膜にある神経が刺激され起こります。頭痛を起こす3つの原因としては、血管の拡張による頭痛、外敵の侵入による頭痛、筋肉のコリによる頭痛が原因とされています

脳や身体の異変を知らせるシグナルである頭痛!
日本人の4人に1人が頭痛に悩まされています。
脳自体には痛みを感じる神経がなく、痛みは脳の血管・髄膜にある神経が刺激され起こります。

■頭痛を起こす3つの原因
頭痛の原因の8割〜9割がこの3つの原因になります
1:血管の拡張
脳の血管が拡張すると血管周辺の神経が引っ張られ痛みが発生します。

●片頭痛(へんずつう)
ストレスなどの刺激によって、
血管を収縮させる神経伝達物質であるセロトニンの分泌が乱れ、
血管が拡張したままの状態になり頭痛が起こります。

●お酒を飲んだ時
アルコールの血管拡張作用により頭痛が起こります

●急に運動した時
酸素不足で血管が拡張するため頭痛が起こります

●生理の時
ホルモンの作用で血管が拡張するため頭痛が起こります

2:外敵の侵入
身体にとって有害な物質が侵入し、それによって起こった炎症が神経を刺激して起こります。
風邪をひいた時に起こる頭痛がこれにあたります。

3:筋肉のコリ
肩コリがどが原因で乳酸などの疲労物質が溜まると、筋肉が硬くなり神経を圧迫。
筋肉は首から頭につながっているため、頭全体に痛みが生じます。
現代人に多い、緊張型頭痛はこれが原因と考えられます。

■脳硬塞(のうこうそく)
脳の血管がつまり脳細胞が死んだ状態

●脳硬塞のシグナル(頭痛+)
・口元の締まりが悪くなる
・ろれつが回らなくなる
・食べ物をよくこぼす
・しびれがある
・物忘れが酷くなる
・視野が狭くなる
・手足が思うように動かない

■クモ膜下出血
脳を包む薄い膜と脳の間で出血が起こる病気です

●クモ膜下出血のシグナル(頭痛+)
・頭痛の始まりに気付く
クモ膜下出血の頭痛は脳の血管の動脈瘤が破れることで起こります
痛みの弱い強いに関わらず、突然始まるのが特徴です。

・前ぶれのない吐き気
クモ膜下出血が起こると脳の周辺を満たす液体の量が増えます。
すると頭蓋骨内の圧が上がり、嘔吐中枢が刺激され吐き気が起こります。

■脳脊髄液減少症(のうせきずいえきげんしょうしょう)
髄液は脳と脊髄を取り囲み、外部からの衝撃を防いでくれますが、その髄液が何らかの原因で漏れ出し、髄液の減少とともに脳・脊髄の位置がズレてしまいます。
その結果、脳周辺の神経が刺激され痛みが発生します

●脳脊髄液減少症のシグナル
・横になると痛みが軽くなる
・水分摂取で痛みが軽くなる

■髄膜炎(ずいまくえん)
体内に侵入した細菌やウィルスによって、脳と脊髄を包む髄膜に炎症が起こる病気
炎症によって髄膜が腫れ上がり痛みが発生します。

●髄膜炎のシグナル
・風邪に似た症状(発熱と頭痛)
・首筋のこわばり
炎症によって首の髄膜が伸ばされることにより起こります

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