ビタミンCで老化予防!コラーゲンを増やす方法!(あるある)

ビタミンCで老化予防!コラーゲンを増やす方法!ビタミンC摂取:朝にビタミンCを摂取。タバコや飲酒の前後にビタミンC補給。寝る前のビタミンC摂取でコラーゲンの合成を促す。緊急的、ビタミンC入りサプリメントやビタミンCドリンクで対応

ビタミンCで老化予防!コラーゲンを増やす方法
■ビタミンCが足りないと身体中で老化が!

日常のあらゆる場面で、摂取したビタミンCは想像以上に使われています。
ビタミンCが不足すると、肌の弾力が失われ、骨が朽ち、血管がボロボロになってしまいます。
ビタミンCは摂取していても、気付かないうちに使い過ぎている可能性があり、必要以上に使うと老化が進行します。

■ビタミンCは何に使われているのか?
活性酸素は全身の細胞を傷つけ老化を進行させるやっかいな存在です。
この活性酸素と戦うのが抗酸化物質です。
ビタミンCも抗酸化物質の一つになります。
このビタミンCは他の抗酸化物質よりも反応が早いのが特徴で、出会った活性酸素を我先にと相打ちで撃退していきます。

■ビタミンCはコラーゲンの合成をし老化防止の重要な働きをしてくれます
コラーゲンとは体内で作られる繊維状の丈夫なタンパク質です。
コラーゲンは結合組織の主成分で皮膚・骨・血管・筋肉・臓器などに多く含まれます。
実は、ビタミンCはこのコラーゲンの合成に必要不可欠な物質!
この重要な働きをする前に活性酸素と戦ってしまうと、コラーゲンの合成が出来なくなってしまい身体の老化が進んでしまいます。

■ビタミンC不足が招く老化現象
●骨の老化

骨のタンパク質のおよそ90%がコラーゲン!
他の栄養素が足りていても、ビタミンCが足りないとコラーゲンが合成されにくくなり、骨の老化を招きます。

●血管の老化
実は血管の弾力を維持しているのもコラーゲン!
ビタミンC不足でコラーゲンが作れなくなると、血管はしなやかさを失い硬く老化してしまいます。

●肌の老化
コラーゲンが不足すると肌のシワの原因になったりして老化が進行してしまいます。

■老化度検証!日常でビタミンCがどれだけ使われているかのチェック法
まずコインなどを20枚用意します。
皆さんが摂ったビタミンCを20と過程して、下記のチェック項目で指示された数だけコインを減らしていきます。
●通常の生活でビタミンCは減少
1日分として5枚減らします

●イライラすることが多い
イライラを感じる 1減らす
ラッシュに遭う
通勤時間30分未満 1減らす
通勤時間30分以上 2減らす
ストレスを感じると体内に活性酸素が発生します。
その活性酸素の消去にビタミンCが使われます。

●目をよく使う
パソコンを見る・本を読む
15分     1減らす
30分     1減らす
1時間    1減らす
以降1時間毎に1減らす
まばたきの数が少なくなった目には、光や酸素の刺激で活性酸素が発生します。
その活性酸素の消去にビタミンCが使われます。

●運動をする
15分未満        2減らす
15分以上〜1時間未満  4減らす
1時間以上       5減らす
運動を始めるとアドレナリンが分泌されますが、このアドレナリンの合成にビタミンCが使われます。
そのためビタミンCは運動開始直後に減少し始めます。

●汗っかき     1減らす
ドキっとしやすい 1減らす
ビタミンCは汗をかくことでも流れ出て、瞬間的ストレスでもストレスホルモンの合成のためにビタミンCが使われます。

●ついつい一服
タバコ1本につき 1減らす
吸う本数に応じて減らします
わずか1本分のニコチンやタールなどの有害物質が体内に30分も居座り、それを消去しようとビタミンCが使われます。

●今夜も一杯
350mlのアルコール一杯 1減らす
飲む量に応じて減らします
トイレに行く、1回につき1減らす
肝臓でアルコールを分解する際に大量のビタミンCが使われます。
ビタミンCは尿からも流れ出ます。

■ビタミンCの上手な摂取法
●昼間のストレスに備え、朝は必ずビタミンCを摂取する。

●タバコや飲酒の量が多い人は、前後にさらにビタミンCを補給する。

●細胞の新陳代謝が行われるのは寝ている間なので、寝る前にビタミンCを摂取しておけばコラーゲンの合成に役立ちます。

●ビタミンCが緊急的に使われる前後は、ビタミンCの入ったサプリメントやビタミンCドリンクなどでを摂取する。

■ビタミンCは体内の蓄積量が決まっている
ビタミンCは水溶性のため大量に摂取してもすぐ排泄されます。
またビタミンCは一時的に大量に摂取しても蓄積量が決まっているため、使われないまま流れ出てしまいます。
長時間、体の中に溜めて効率良く摂取するには食材がよく、中でもジャガイモや赤ピーマンが有効です。

■ビタミンCは1日100g程度を目安に摂ることが必要です
ビタミンCは加熱で非常に壊れやすい物質なので、調理の過程での損失を抑えることが重要です。
レモン(果汁)約7個
ホウレンソウ 約3束
キャベツ  約1/4個
パセリ  約9枝
キュウリ  約8本
ミニトマト 約30個

●ジャガイモ(ビタミンC量100g中35mg含有)
ジャガイモに含まれるデンプンがビタミンCを熱から守っているため壊れにくい。
しかもデンプンは水溶性のビタミンCの流出も防いでくれます。

●赤ピーマン(ビタミンC量100g中170mg含有)
黄ピーマン(ビタミンC量100g中150mg含有)
緑ピーマン(ビタミンC量100g中76mg含有)
赤ピーマンに含まれるビタミンPがビタミンCを熱から守ってくれるため、赤ピーマンは加熱に壊れにくい食材です

■赤ピーマン&ジャガイモの簡単ビタミンC最強料理(赤ピーマンとジャガイモの温野菜)
赤ピーマン 1個(50g)
ジャガイモ 1個(100g)
オリーブオイル 7g
塩・こしょう 少々
ジャガイモは拍子切りにして耐熱ボウルに入れ電子レンジ(500W)で2分加熱します
これに千切りした赤ピーマンを入れて、オリーブオイルを加えます
そしてさらに1分加熱します
後は塩・こしょうで味付けをして、混ぜ合わせれば出来上がりです

■りんごで老化予防!活性酸素撃退!
りんごに豊富に含まれているりんごポリフェノールには強い抗酸化作用があり、身体の老化を防ぐ作用があります。
りんごポリフェノールは、活性酸素による細胞へのダメージを抑え老化を予防するのはもちろん、脳の老化を予防する効果もあります。
摂取するときのポイントは皮ごと食べることです。
りんごポリフェノールはりんごの皮に最も多く含まれています。

●りんご茶の作り方
皮ごとスライスしたりんごを天日で2日間乾燥
乾燥したりんごスライスを20分間煮出せば出来上がりです

■そら豆のダブルパワーで痛風予防
そら豆に多く含まれる“モリブデン”は肝臓で活躍するミネラルで、老廃物の尿酸が必要以上作られないようにコントロールしてくれます。
その結果、血液中の尿酸も増え過ぎなくなります。
さらにそら豆に含まれる“カリウム”が腎臓の機能を高め、尿酸の排泄をスムーズにしてくれます。
またそら豆の薄皮が水溶性のカリウムの流出を防いでくれます。

●痛風とは?
痛風とは、腎臓から体外へ排出されるはずの老廃物尿酸が処理しきれず、関節等に溜まり血液中で結晶化する病気です。
その原因は尿酸の材料であるプリン体が多い物の取り過ぎにあります。
アルコール、特にビールにもプリン体が含まれています。
もう一つ意外な原因が女性ホルモンの減少で、女性ホルモンには尿酸の排泄を助ける働きがあるため、その分泌が減る更年期世代の女性にも痛風が起こりやすいといわれています。