妊婦や出産後(経産婦)の腰痛対策

腰痛の原因は、生活習慣や生別 、年齢職業などが複雑に関係していますが、多くの場合、腰を支える骨筋肉の故障が腰痛の原因となっています。急性期は安静にし、回復期に少しずつ身体を動かし腰痛を予防しましょう。

■妊婦や出産後(経産婦)の腰痛対策
これまで妊婦の腰痛は、おなかが大きく前に出ているため、生理彎曲がくずれ腰痛を引き起こしていると考えられていました。
たしかにこれにより腰痛になっている人もいますが、最近、妊婦さんの腰痛はホルモンの影響が大きいという事がわかってきました。
妊婦の体型の変化や体重増加は、たしかに椎間板、靱帯などに負担をかけますが、しかしこれは時間をかけて徐々に変化していくもので、多くの妊婦の方はこれに適応することができます。
妊娠中はホルモン代謝が活発化しますが、その中で黄体ホルモンの“リラキシン”というホルモンが分泌されます(妊娠40週ごろに分泌量が最大)。
これは出産を可能にし産道を確保するため靱帯を緩める働きをします。
実はこのリラキシンというホルモンの影響で骨盤や各種関節の靱帯が緩み、そのために腰痛が生じると考えられています。
妊娠中の約半数近くの人に腰痛が起こりますが、出産後半年以内にはおさまります。
しかし半年ちかくたっても腰痛が改善しない場合も多くあります。
これは黄体ホルモンの影響で骨盤などの靱帯が緩んでしまい元に戻っていないことが考えられます。
骨盤の関節である仙腸関節や恥骨結合の靱帯が緩んで元にもどらないときは、骨盤安定用のベルトを着用するなどして改善します。
骨盤の緩みなどが原因で腰痛を引き起こしていた場合は、骨盤ベルトをするとすぐに効果があらわれて痛みが軽減されます。

仙骨骨盤保護ベルト
骨盤はもとより、大切な背筋のバランスを保つ本格腰用ベルトです。通気性が良く優れた伸縮性の特殊メッシュ織の生地を使用。取り外し自由の保温マットにセラミックを施したことで、遠赤外線による心地よい温感が得られ、オールシーズンお使いいただけます。腰部に2枚のアルミボーンを装着。適度な固定力で骨盤を安定、保護し、背骨のバランスを保ちます。お仕事で重い荷物を扱う方、座りっぱなし、立ち仕事、中腰など、同じ姿勢で長時間過ごす方、長時間の運転、腰を使うスポーツをされる方、筋力の低下による弱った腰の安定保護などにおすすめです。
骨盤ベルト・ラクダーネ
骨盤や股関節を安定させ、骨盤の歪みを補正できるサポーター。骨盤のズレや歪みが矯正されると下半身太りやぽっこりしたお腹の解消。幅広ゴムが腰全体をやさしくガードする心地よい着用感。マジックテープ式で着脱も簡単です。

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